ああ 吸いたい気分なの
「煙じゃないけど」
モエナ燃えないタバーコ
今日はなにを吸おうか
モエナ燃えないタバーコ
テキを充電しようか
出典:CHOYA酔わないウメッシュCM 『わたしは酔わない』
まあほんまあの、高畑充希嬢出演、CHOYAウメッシュのCMを始めて視たおりなんぞ、
「すわ。ザ・ピーナツ以来の大物美人双生児デュオ出現か!? 落花生の癖にソーセージとはこれいかに」
とビッツラこいてしまいましたが、なんじゃぁい、合成のしとり芝居やったんかい。
ビッツラこいて損したナ。まどうてくれ!
ちゅうことで、冒頭の替え詞から、本日ワタイがなにを書こうとしとるか、とろろげに分かった方もおらっしゃるのではないかいのう。
「『とろろげ』ってなんや?」
ちゃうわ。『おぼろげ』や。
どっちゃみち、『おぼろ』も『とろろ』も昆布の削りかたやんけ。いっしょいっしょ。
昆布はどうでもよろし。
モエナ燃えないタバーコ。
すなわち『電子煙草』
ちゅうてもいさかか範囲がひろおまして、厳密には『ハーバルヴェポライザー』について書いてみたいと思うのです。はい。
申しわけごんざりませんが、一回では終わりません。
すけのう見積もって五回、のんびりやったら十回はかかりまっしゃろに。
さて、そもそも『ハーバルヴェポライザー』とはなんぞや。
ま。この日誌へさして、たんねてきてくらはるみなさんに、そんな説明したかて、釈迦に説法やと存じますけど、一応書かせてもらいます。
煙草ちゅうのは(煙草に限らず万物ほとんどそうなんでしょうけど)、発火点と気化点に差があって、まあ普通、気化点のほうが低温なのや。
ここに目っこつけたのがハーバルヴェポテキやねんナ。
成分が気化し始めるより前に燃え尽きてしもたら、ここでハナシは終わってまうさかい。
煙草葉をなにがしかの方法で、燃やさん程度に塩梅よう加熱して(通常電熱器が使われます)、にょわにょわっとニコチンやみなの、ありがたぁい成分を気化させて吸引しょちゅう魂胆なのや。
煙草葉を燃やさんければ、タールも出んし、一酸化炭素も出んさかい、もおうそら、クリアで健康的な気体になりまっしぇ。
と言いたいとこですけど、気化することにより発生する害毒かて、しゃれならんレベルやけどナ。
現在でこそ、まだまだ好事家のオモチャにすぎんのですけれど、そう遠くない将来、必ずやシガレットに置き換わるはっぢゃと、愚かなワタイは愚考する次第でんねん。
いつまで葉っぱ燃やして吸うとんやこの直立猿人と。
これからは、煙草は蒸す時代やぞこの縄文人と。
タールや一酸化炭素を機嫌よう体内に取り込んどう場合ちゃうぞこの弥生人と。
え? おまはんはパイプスモーカー? そらしゃあないなと。
おや。あんたはんはフルタイムシガースモーカー? こらおみそれしましたと。
そういう時代にきっとなりますやろ。
その証拠に、みなさんがたの地元はどないや知りませんけれど、ここ東京都では、フリップ・モリテキの『iQOS』ユーザーをかなり見かけるようになってまいりましたぞ。
さらに、販売戦略上でヘタうったけど、ジェーテーはんの『プルーム・テック』は、もっともっと先を見据えとうデ。
なあんしプルーム・テクテキは、『ハーバルヴェポライザー』ですらないんやさかいね。
とにかく、未来をビシビシ感じさせる煙草吸引方式なんや。
返す返すも、販売戦略でヘタうったんが痛いナ。
まあそないな将来展望なんぞ、あっちゃのほうへ置いといたとしても、喫煙ごくどとしては、こんなオモロイもん見過ごすワケにはいかんでナ。
ちゅうことで、現在ただいま、こんな状況になってしもとうのや。
とことんアホやろ。
では次回より、それぞれの機種について、感想なりなんなり、書かせてもらうことにしますワ。