間髪入れずに昨日購入をご報告いたしましたる、『アークロイヤル三十周年記念エディー・ションテキ』の感想を書いておきたいのです。

と、珍しく今朝がた決心しましたのにあんた、アメブロのメンテナンスが長引きよってからに、日誌書かれへんねんで。

アメブロのスタッフブログには、かなり辛辣なコメントが投稿されておりますが、多分読んでないのとちがう? もしワタイがアメブロのスタッフならば、そんなんいちいち読まんやろ思いますワ。

「やいやい文句言うなら、おんどれが修繕しにこんかいコラ!」

ちゅやちゃ。

稼働して何年も経つシステムに手ぇいれんのは、怖いデぇ。

ご同業やさかい、そのあたり、ほん身につまされますワイ。

これはまあワタイの想像なんですけど、おそらくシステム立ち上げのころにおったエンジニアはんは全員退職。プロパーでない人は、とっくに別ンとこ行ってはりま。

ようするにでんナ、システムのコア部分を完全に把握しとうニンゲンが、しとっこしとりもおらんちゅうのが、システム保守フェイズの現状なのや。

しゃあよってに、どこをいぢくればどこに影響するのか、誰にも分からんかったりすんねん。

ほん大変やねんデ、システムの保守ちゅうのは。

あれ。

なんのハナシしに出てきたんでしたっけ。

そうそう、アークロイヤルのハナシや。

とまれ、この写真見てもらいまひょか。

アークロイヤル中身

『アークロイヤル・スペシャル・リミテッドエディションを一本出したとこ』

位置づけ的にはね、既存の白箱(その名も『アークロイヤル』。T18mg、N1.2mgと、なかなかにいかついスペック)のライト版らしいです。

巻紙が茶色いよって、リトルシガーかしらねと思うやろ。

ところがこのアークロイヤルはなんと、パイプ煙草用に加工された葉っぱが混ざっとりまんので、リトルシガーやのうて、アロマ系(メインはヴァニラ)リトルパイピンとか呼ぶほうが正しいのや。

「パイピンてなに?」

ワタイもよう分からんけど、リトルパイプタバコやと長ったらしいから、適当に“ン”つけたってん。

「珍しいコンセプトやな。なかなかに美味しそうや」

せやろか。

やっぱし、パイプ煙草用に加工された葉っぱは、そないにヒネクレんと、パイプで吸うたほうがええのとちがう?

シガレットに使う葉っぱは、シガレット用に加工してほしいがナ。

さて味ですけどね。ええっと。ゆうてもええですか?

これは、『マックバレン』はんとこの、ミドルエンドからローエンドのパイプ煙草ラインナップと同じです。ぶっちゃけますと。

「どゆこと?」

こゆことです。

『全ての煙草銘柄は、どんなに造りが悪くても、どこかしら一つはよいところがある』という、寛大なる性善説に則って、無理繰り評価すればいいところがあるけれども、基本的に不味い。

吸う前の、どいだけ甘ったるいのかしらんと警戒せんならんレベルのカザに比べて、実際に吸うたおりは、なにやらボヤケた喫味で、概ね辛味と苦みしか感じまへいでからに、そのくせ、吸い終わったら、かだらに甘ったるいカザがしっかり付着するところなんぞもう瓜二つ。どころか、割らずそのまんまですワ。

ああ、十四本入りで助かった。