そーろそーろ接骨医院

(出典:『鉄骨飲料CM』)

「なんの替え歌やねんそれ。煙草と関係あんのかそれ」

ようするに、珍しゅう健康志向の煙草が出たちゅうことをゆいたいワケや。

ま。指向しとうだけで、ちょっとも健康にええことないねんけどナ。

これでんねん。

エナジードリンク

『ボディショット・エナジードリンク』

メリケン製。キングサイズ二十本入り、三百九十円。
TN値表記なし。つまりリトルシガーのカテゴリーに属するやつです。

「ボディショットシリーズがリトルシガーなんは、ひゃっぺらぺん聞いてる」

さおか。

エナジードリンクやて。

ちょっとどう思う? あんたこれ。

思いつきで煙草〆りゃええちゅうもんちゃうやろ。

さて。これをいただいてみてどうなったか。

みるみるパワーがみなぎったのか。

無論そんなことありえへんわナ。

しとくちで味を表現すりゃあ、ラムネです。

まあ、予想はついてましたけど。

その手のドリンクて基本ラムネ味やん。

ただね。

よく知った味でありながら、煙草としては未体験ゾーンやナ。

メリケンリトルシガーの通例で、フィルターにフレーバーが仕込んでありますので、口べろにちゃにちゃしますが、喫味としては、そう捨てたモンでもないような気もせんことないこともないです。

はい。

あ。そうでした。

この場をお借りして、先日ご紹介した『ポプラール』について書いときまひょ。

いちおう暗黒系でした。

ワタイのバヤイ、『ゴロワーズ・レジエール』(カポラルをちょっとマイルドにして、フィルター付けたやつ。甘さ際立つ逸品です)みたいな感じかなと、薄ボンヤリと予想してたんですが、完全に裏切られました。

かなりハードで雑で下品で下劣な味や。

同じキューバ製であるコイーバシガレットのエレガントさには遠く及びません。

及ばんどころか、メキシコ湾を挟んで、キューバの対岸にあるヒューストンでおねおねしてます。

甘味とコクに関しても、ゴロワーズ・レジエールの敵やないです。無論、味方でもないです。

マシンメイドシガリロは、手巻きのプレミアムシガーをこさえるときに出た、葉っぱの切れ端を集めて作るちゅうハナシを聞いたことおますけど、この『ポプラール』は、さらにマシンメイドシガリロを製造する際に出たクズをかき集めて、それでは足らんよって、道に生えとう草を千切って、混ぜりこちゃんちゃこして作ったんちゃうか思うワ。

ま。キューバにおける『しんせい』やナ。

やっぱ、知らん煙草買うときは、あんまし期待せんほうが精神衛生上よろしナと反省しました。

ちゅうことで、残念ながらこのポプテキは、暗黒系に耐性がありかつ、ストライクゾーンのめちゃ広いかたにしかお薦めでけまへん。