高銭払うてまで、観に行く価値があるかどうかは疑問ですけれど。

ええっと、残念ながら本日は、煙草のハナシと違いまんの。

夏休みにおける家族サービスの一環といたしまして先日、横浜アリテキまで、『ジズニー・オン・アイス三十周年記念公演』を観にいてさんじましたの。

三階のスタンド席で、ショーの全容は俯瞰でけるものの、演者がこぉんな、実寸二センチぐらいにしか見えませんでからに、とてもやないですが、満喫したとは申せません。

サービスの対象である、今春小学三年生になった娘も、ちょうどそういったメルフェンやファンタジーの世界から覚醒するお年頃ですので、「ふうん。それで?」と、生意気盛りの沢尻エリカみたいな顔してました。

いっちゃん喜んでたのは、実は嬶です。

しかしあれです。旋風が吹き荒れたのはもう去年のことになりますが、テキの人気は大変なモンでしたデ。

「テキて?」

決まってまっしゃろ。

『おおかみこどものアナと雪』

でんがな。

「ちょっとちゃうナ」

あの映画に、オラフちゅう、雪だるまのバケモン出てきまっしゃろ。

ショーに出てきたおり、実際問題、ミッキーマウスやみなのジズニーキャラクターより、おおけな声援受けてましたデ。

来年のジズニー・オン・アイスは、『おおかみこどものアナと雪』をフルストーリーでやるらしいです。

観にいこかしらん。

「まだ、『おおかみこども』ちゅうて、ぬかしてけつかる」

けつからいでか!

そうそう。

ワタイらが観に行きました日は、『コスチュームプレイデー』と銘打ちまして、ジズニーキャラクターのかっこしてますと、記念品がもらえるのです。

ぼっちゃんはまあどうでもええとして、じょうちゃんたちはそらあ、思い思いに趣向を凝らしてはりましたデ。

白雪姫やシンデレラ、珍しいところではティンカーベル、白雪姫の継母もおりました。

けどやっぱ、いっちゃん多いのは雪の女王エルサでしたナ。

顔は一律オラフやけどね。