『新製品情報コーナー』の時間がやってまいりましたぞ。

「いつでけてん? そんなコーナー」

今日からや!

ぶっちゃけ、パイプ煙草もシガレットも、ご案内のようなストック状況でごんざりましてからに、来月度は、一銭たりとも煙草にじぇじぇこ遣う必要がなさそうに思えます。

ところが、そうは問屋が卸さんのや。

いや、問屋が卸しすぎて、市場へさして大量に新製品が投入されるさかい、見通し暗いんやね。

マックバレンのフレークも出くさるしナア。

煙草業界もあれや。年末商戦を見越して、品揃えを充実させなあかんさかいナ。

「煙草に年末商戦あるか?」

ある。

もちろん、煙草のみには関係ないけれど、JTはんは十二月決算やさかいナ。

やっぱし年度末には一円でも多く売り上げて、一銭でも多く利益を出そう思うて、気合入るわそら。

ほかの煙草会社かて、『JTはんに、おくれをとってなるものぞ』、ちゅうことになるやろ。

我が国におきまして『リトルシガー』と申しますと、すべからくメリケン製でした。

独自銘柄として、我が国では『キース』『シルクロード』『ランバージャック』そして最近奇跡の復活(んナ大層なモンでもないけど)を遂げた『ジョーカー』などがおますけど、やっぱ、『リトルシガー』はメリケンの文化なんや。

ところがあんた、今回えーとどこや。ちょっと資料見てみまひょ。そうそう、オランダやオランダ。そこ製のリトルシガーが発売されまんのやデ。

コルツ・ リトルシガー・オリジナル
コルツ・ リトルシガー・バニラ
コルツ・ リトルシガー・ダークココア


我が国でも、廉価でっけど、いまいちこう尖がったとこのないパイプ煙草やシャグ煙草でお馴染みの、コルツブランドですナ。

いずれも二十本入り、四百六十円です。

ん? 四百六十円。・・・・・・リトルシガーとしては、ちょっと安すぎるんと違う。

あんまし期待しやんほうがええかもしらんねえ。