『おいどん、この煙草、吸うたこつごわんど!』

と、二十年余の歳月をものともせず、記憶が甦ってきくさったのや。

「ごわんど、って、いったいワレはどこのニンゲンやねん?」

そんなこた、このさいどうでもええわナ。

問題はこの煙草なんですけどね。

実装者流-パーラメント

『パーラメント 100's ボックス』

ロングサイズ二十本入り、四百七十円。

T9mg、N0.7mgちゅうスペックです。

エヌ氏さんちゅうかたから、このパラテキを常喫してまっせちゅうコメントをいただきまして、ほたらいっぺん試してみよ思うてましたのや。

パーラメントは、世界でトップシェアを誇る米フィリップモリテキが、なんと一九三一年に発売したちゅう、かなり由緒正しい銘柄なんです。

せんに、『温故知新シリーズ』ちゅうのをやりましたやろ。

あのおりパーラメントが引っ掛かってこなんだのは、ひとえにタール値が九ミリしかなかったからですわ。

実は月初にすでに買い求めてましたんですけど、風邪のせいで煙草の味が分からんかったよって、治るまでストックしてましたのや。

で、昨日ですかな、開封したわけですけど、ひとめ見て、「これ、昔に吸うたことあるわ」ちゅうて、記憶が呼び覚まされたんですナ。

その理由はこれなんです。

実装者流-パーラメントフィルター

どうでやす、ちょっとそこらにないフィルターの形状してますわナ。

巻紙から約三ミリほどフィルターが中に入り込んでます。その巻紙もかなり硬い材質で、象が踏んでも潰れまへん(嘘つけ!)

これを見て、昔吸うたことあるのを思い出したんですナ。

自慢やないけど、もちろん味のほうはさっぱり覚えてまへんよってね。

いわゆるアメリカンブレンドなんですけど、一本目吸うたおりは、かなりバーレーが前面に出とうな思いました。

けど、バーレーのキックやイガイガは、吸い慣れると気にならんようになってくるです。

その代わり、こんどはヴァージニアの甘みや、香料の味がよう分かるようになってくるんですわ。これひとつの不思議。

とにかく、かなりおじょうしんにまとまった味です。

ま、四百七十円もするんでやっさかい、当然とゆやあ当然なんですけど。