ここ数か月、この日誌の検索ワード一位は、『チェ・シャグ』その他のチェ・ゲバラ煙草なんです。

もうそらダントツでやっせ。

検索エンジンでおそるおそる『チェ・なんとか』と入力して、ぶち当ってしもたんがこの日誌なワケやな。

ご愁傷はんです。

とにかくあのインパクトのつおいパッケージデザインでやっさかいね、『うおぅ。なんじゃこの煙草は。なにもんじゃこの煙草は? うおぅうおぅ』と興味をしかれますやろ。

残念ながら『チェ・シャグ』は、『ゲバラ黄金の味』とまではいきませず、不味いとはいえんまでも、ぶっちゃけなぁんの変哲もない味ですわ。

ヴァジ系無添加シャグであれば、『マニトウ』『スー』のほうが上やろ思います。

だいたいあんた、『ヴァジメイン&&引き立て役にオリエント』ちゅうやつは、巻いてしまうとあんまり美味しいことなくなるさかいね。

カピートみたいなちっこいパイプで吸うほうが、特性を生かせるのんとちゃいますか。

え? なんでやす?

「ファインパイプはどうですか?」

金属製の火皿はどんなもんかいナア。

木製の火皿ン中で煙草の葉を燃やかすと、当然火皿もいっしょくたに燃えてその味やカザが混ざりこんでまう。その点金属やと燃えることないさいかい、煙草そのものの味がようわかるのんとちゃうか思いますやろ。

ワタイも最初はそない思うてましてんけど、実際のとこ、木製の火皿も一緒に燃えたほうが美味しいように思うんですわ。

なんでかわかりまへん。

こう考えたらどうでやっしゃろな。

お吸い物。味噌汁とかおすまし。汁テキな。

あれを飲むおり、塗のお椀ですするほうが美味しいか、小学校の給食で使うようなアルミニュウムたら、アルマイトたらの食器ですするほうが美味しいか?

あんたどう思わはります? それといっしょちゃうかしらと愚考しますのや。

パイプの材質の話はこのへんでおいとくとして、やっぱしあんた、巻いて美味しゅうなるのは、アメリカンブレンドちゅわれてるやつでっせ。バーレーの混入度合いが高いやつ。

いままでワタイがチュービングしていっちゃん美味しいなと思いましたのは、まあどなたはんもあんまり気にしたはらへん、どうてことない銘柄ですけど、ベルギー製の『ブローアップ』ちゅうやつやったりするワケです。

チェ煙草一門で、ワタイのおすすめはともうしますと、『チェ・ブラック』なんです。フィルターつき紙巻のやつな。二十本入り四百十円のやつ。

全体的に大味ですけど、それでもこうばしい中にほんのり甘みもあってナ。

一般的にゆうときつめの煙草やねんけどね。この日誌に訪れはるよな人にとってはあんた、屁ェみたいなもんやと思いますからナ。