もうそらハバナ葉がなけらな生きていけん体になってしまった私は、昨日、赤坂見附の煙草専門店屋さんへさして、ニナスを買いに行ったのである。

暑かったわい。

月末近くで小遣いがないよってに、ニナテキしか買えんのさ。

ほっといてんか。

コイーバミニシガリロがあと三本残っているのだが、生来のせちべん性が出て、なかなか吸いきらんのである。

ニナスは確かにハバナ葉が混入しているけれど、吸い始めはジャワ葉の味しかせず、真ん中らへんから徐々に『こぉんつわ。ハバナ葉でっけど』とハバテキが顔を出してきて、根元に近くなるほど強くなるのだ。

そこで、ある疑問が出てきたのである。

それは、

『ミニシガリロって、本来どこまで吸うべきもんなんやろか? ダンデェなアーバン・アダルト・シガーパーソンになるためには、どこまで吸えばええのやろか』

ということなのである。

ちょっと画像が暗いが、これはニナスである。

実装者流-ニナス


たいがいのミニシガリロは、これとおんなし格好をしている。

吸い口もなけらな、ここまで吸いなはれという目印もない。

私の場合は、まずこの細くなっているほう(画像向って左)を咥え、反対側に火をつけ、二、三服吸い込む。

すると、くちべろが痛くなってくるので(私の場合、パイプや葉巻喫煙時に、よくスローバーニングに失敗し、過燃焼させて、熱いケブリをちゅちゅちゅーっと吸い込み、くちべろの裏側を慢性的に火傷しているのだ)、おもむろにキセルへさしてぷちゅっと差し込むのである。

ほいでもって、ほとんど根元まで吸う。ハバナ葉巻なら、全てを灰にするまで吸い続けたるねん。

ぜったいおかしいわな、この吸い方。どう考えても。外国にはキセルあらへんしな。

体に悪そうやし。

本当はどこまで吸うモンなん? ミニシガリロって。

どなたかご存知のかた、いたはりまへんか?