昨年十二月半ばにポンポンオペラというリトルシガーを購入したのである。
覚えていらっしゃいますか? これ です。
あれ、実はまだ残っている(この日誌を書いている時点で二本)のだ。
なぜそんなに長持ちしているかというと、黒煙草に出会った衝撃ですっかり忘れていたのだ(というのは嘘で、いくらなんでも忘れたりしない。ただ吸う気にならなかっただけ)。
いたずらに開封したなり完喫していない煙草ばかり増やしてもしかたないので、最近また吸いはじめたのであるが、そこで、己の体が変貌を遂げていることにに気づいたのだ。
いくら紙巻煙草のかっこをしているとは言い上、リトルシガーといえば、痩せても枯れても葉巻の眷属である。
葉巻は、普通肺にいれず、ゆったりとくゆらして香りを愉しむものである。なぜならきついから。
ポンポンオペラを初めて吸ったときは、とてもではないが肺に入れることができなくて、間違って何度か吸い込んでしまってクラクラしていたのだが、今はなんともないのである。
逆に、意識して吐き出すようにしなければ、普通に吸い込んで平気な顔をしている始末だ。
これはあれだな。日々黒煙草を吸っているため、きつさに慣れてしまったんだな。
人間、やればなんでもできることよなあ。
と、腑に落ちている場合ではなくて、あまり体に良いこととはいえないぞ。
そういえば、今冬は風邪ひとつ引かん。
強烈なニコチン、タール、その他有害な物質が渦巻く私の喉の奥では、風邪の病原菌すら死滅してしまうようだ。
さしずめ、あまりの水質の悪さで大腸菌が死んだという、ふた昔前の淀川みたいなものなのである。
えらいことになってきたな。