書類を持って企画課から出掛けていた真田は、帰ってきた瞬間、企画課の課長である西山に、すぐに帰るように告げられる。まだまだ仕事は山積みで、帰るわけにはいかない。いや、真田自身帰りたいのはヤマヤマであるが、自分の仕事を放り出してまで帰るつもりはない。恋人である仁王を放置していることも後ろめたい気持ちでいっぱいだが、このあと控えていることを思うと、やはり仕事を終わらさないわけにはいかない。

「西山課長、まだ仕事が残っております。それをすべて放置して帰るわけにはいきません。なぜそのようなことを申されるのか、説明いただきたい」

社会人になっても頭の固さは変わらない。西山は真田から視線を逸らしつつ小さく溜め息をついた。

「君の婚約者と名乗る男と、親友と名乗る男から立て続けに電話をもらった。俺も自分の命が惜しいからな‥‥詳しいことは本人にきけ。俺はこれ以上何も言えん!仕事は心配しなくともいい」

「ですが!」

「いいから!!それに、社長命令で君は今日から無期限の有給扱いだ!結婚式および新婚旅行が終わるまで、ゆっくりしてきなさい‥‥」

どうやら非常に疲れた様子…というよりも憔悴しきっている様子の課長に、それ以上詰め寄ることができない。おそらく婚約者と名乗ったのは仁王。親友と名乗ったのは‥‥?おそらくはあのメンバーのうちの誰かだろうけれど。しかしそれよりも、社長命令で有給扱いとは‥‥一体どういう事だ?

「とにかく真田君…君のプライベートな人脈からなぜここに入社したのか、俺には理解できんよ。君は充分すぎるほど優秀だしな。もしも新婚旅行から帰ってきてまだこの会社に来るのなら、そのときはぜひその理由をきかせてくれ。では、婚約者の君と親友によろしく。」

状況を把握することができないまま会社をでることになれば、憮然としたままとりあえず自宅に向かう。おそらく仁王が待っているであろう自宅のマンションへ。彼に会えば、この状況を理解することはできるはずなのだ。










親友って‥‥一体誰なんでしょうね~

まあ、こんなことができるのは限定されますが。

ちなみに、みなさんの予想を裏切る気満々です(苦笑)

よかったら、コメントに一言皆様の予想を残してみてくださいねvv

ヒントは…ナシですよラブラブ




じゃヽ(゜▽、゜)ノ






秋華