2018シーズンJリーグ観戦録 J3リーグ・アスルクラロ沼津vsFC琉球戦 | サッカー起業家・深澤ひでとしの日記

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本日9月30日に行われたJ3リーグ第25節・アスルクラロ沼津vsFC琉球戦の観戦録です。

 

 

 

台風24号による影響でJリーグの試合も相次いで中止されるなか予定の13時キックオフから1時間前倒しとなる正午12時キックオフに変更されて注目の上位対決は行われました。

 

現地に到着すると事前に公式サイトでの告知で把握していましたが、通常だとスタジアム外で多く見られるイベントブースは出店を取りやめた業者が出たことで閑散模様となり、入場待ちの行列が見られなければ試合が開催される雰囲気は全く感じなかったと思います。

 

 

スタジアムに入るとスタジアム内で出店可能ばブースが多く立ち並んだことでスタジアムコンコースは賑わいを見せるなか、スタンドに向かう途中で何かしらを目で追いながら通り過ぎるブースがあったので気になって覗いてみると『五平餅』が販売されていました。

 

 

まさに昨日最終回だった朝ドラ『半分青い』に五平餅が登場していた場面を私も見ていたことで、つい購入して戴きましたがタレも甘すぎずに美味しかったです。その後で五平餅を食べている人を何度も見かけて「朝ドラの影響かな?」と感じた次第です。

 

試合前のウオーミングアップ時に行われるスタジアムイベントも台風の影響を考慮したことで最低限のイベントを粛々と実施した印象でした。

 

 

しかしながらJ3リーグ首位のFC琉球をホームで迎え撃つ沼津にとって首位争いに食い下がるための「天王山」といえる一戦が始まります。

 

 

始まったと同時に雨が降り出してきた試合の前半は上位同士に相応しい一進一退の攻防が続く緊迫した展開が続いて前半終了間際に琉球が先制したことで琉球にとっては理想的な形に対し、一方の沼津はスコアレスで前半を折り返すことが出来なかったことが今思うと試合結果も決めていたような気がします。

 

 

後半に入ると1点ビハインドの沼津は攻めに転じ幾度となく訪れた決定機を決めることが出来ずにいるとわずかなスキを突かれて琉球にあっさりと追加点を与えます。

 

沼津は選手交代で流れを変えようとして攻め続けたなか77分に途中交代したFW石田のシュートが決まってムードを切る変わるかと思われたすぐの79分に琉球にCKを与えるとあさっり決めれ3-1と再び突き放されます。

 

 

再び食い下がろうと攻める沼津の攻勢を凌ぎながらFC琉球は前掛かりになった沼津の後ろを突いて85分に試合を決定づける4点目を奪い試合終了となり4-1で琉球が勝利しました。

 

 

終わってみるとリーグ首位のFC琉球が実力を示した結果と内容になった訳ですが、琉球が3-1とリードした直後に選手はもちろんベンチ全体でお互いに「まだ試合は終わっていないから切り替えを早くやろう!」と言った声が聞こえたことで実力と共にFC琉球が首位でいる理由が感じ取られました。

 

これで琉球はJ3リーグ優勝とJ2昇格に向けて大きな前進となった勝利となった一方の沼津もスコアだけ見ると完敗でしたが首位のFC琉球に対し引けを取らない内容だったと私は思います。しかし今シーズンの沼津はいわゆる「先攻逃げ切り」のサッカーで勝利する試合が多いことで、首位のチームに後手に回るサッカーになったことが敗因に繋がってしまいましたね。

 

沼津は、この敗戦を引きずらずに上位争いを維持して欲しいです。