あなたのサッカーライフをサポートするサッカービジネスアドバイザーの深澤秀淑(ふかさわ ひでとし)です。
日本時間の7月3日(現地時間2日)に行われたロシアW杯・決勝トーナメント1回戦の日本代表vsベルギー代表戦は、後半開始早々に日本が原口、乾のゴールで2点のリードを奪うも先に交代カードを2枚同時に切ったベルギーに同点に追い付かれ、そしてアディショナルタイムに日本のCKを抑えてすぐに仕掛けられたベルギーの素早いカウンターに対応しきれずに痛恨の逆転ゴールを許して3-2で日本の敗戦となりました。
日本サッカー悲願である史上初のベスト8進出を懸ける日本に対し、グループステージ最終節には主力を温存しながらも負けなしの3連勝で決勝トーナメント進出を決めた今大会屈指の攻撃陣を要するベルギーとの運命の一戦を振りかえります。
キックオフ直後に日本はベルギーのパスミスを拾った香川がいきなりシュート打ち、攻めの意思表示を見せます。
そして試合が進行していくと次第にベルギーが日本ゴールに攻めていく時間が次第に増え、20分を過ぎるとベルギーがさらに攻勢を強めたことによって日本は守備に費やされます。
ベルギーの攻勢に耐えていた日本も43分に乾のサイドチェンジからカットインした長友のシュートをベルギーGKクルトワがボールを後ろに逸らすも辛うじて防ぎオウンゴールを免れ前半を終えます。
後半に入ると48分に自陣でボールを奪いカウンターを仕掛け、センターサークル付近でボールを受けた柴崎が出したスルーパスにベルギーDFの裏を抜いていき、フリーでエリア内まで持ち込んだ原口の右足を振り抜きったシュートが決まり、劣勢を強いられていた日本が先制します!
日本の先制直後にエデン・アザールがポスト直撃の強烈なシュートを打ち、ベルギーが早い時間で同点に追い付くことを意識した直後の51分、香川がエリア手前で相手のクリアを拾いゴール前でフリーだった乾のシュートが決まり、早い時間に日本は2点のリードを奪います。
するとベルギーは64分にメルテンスとカラスコを下げ、フェライニとシャドリを投入して同点に追い付こうとします。そして69分にベルギーのCKを乾がクリアするがエリア内でボールが高く上がり川島の位置を見ながら直接頭で合わせたボールが枠に入り1点を返されます。
さらにベルギーは74分にCKの流れから左サイドを駆け上がったエデン・アザールがクロスを送り、飛び込んできたフェライニの打点の高いヘディングシュートが決まって同点に追い付き日本は6分間で同点に追い付かれます。
同点に追い付きペースを取り戻したベルギーに日本は重苦しい心境のなか活路を見いだせずにいると80分に柴崎、原口に代えて山口と本田を投入します。
85分にベルギーに日本はクロスからのヘディングシュートを2本打たれるもGK川島が2本ともに見事なセーブし、さらにその1分後にはミドルシュートも防ぎます。
後半のアディショナルタイムで得たCKで勝ち越しゴールを狙うもボールを抑えたクルトワが素早く出したボールに反応して走り込んだデブルイネの出したパスのカウンターをゴール前に走り込んだシャドリに押し込まれて、そのまま試合終了となりました。
私も試合を観て何とも言い難い気持ちでいたなかで日本代表の敗戦を伝える速報が皮肉めいたものを感じざるを得ませんでした。
敗因については様々な理由がささやかれるなかで、私個人の見解としては単純に「強豪国との差」が顕著に表れたのではないかと思います。
ベルギーにとっては2点リードされる展開は想定していなかったと思います。そうした状況を冷静に判断して結果的に同点ゴールを決めたフェライニと逆転ゴールを決めたシャドリと2人同時の交代カードをすぐに切り、さらに逆転ゴールとなったアディショナルタイムでは日本のCKを押さえてからすぐに日本のDFが揃っていないと瞬時に判断したパスから結果として逆転ゴールに繋がったということを踏まえてもベルギーは日本より1枚も2枚も上手だったことを見せつけられました。
しかし今回のベルギー戦に関しては、親善試合とは違う真剣勝負を強豪国と渡り合い2点を先攻する展開を出せたことに加えて、最も重要なことはこのベルギー戦が日本サッカーにとってさらなる飛躍へと繋がるターニングポイントになる試合だったと私は思います。
最後に日本代表お疲れ様でした!



