18日に『ヤンマースタジアム長居』で行われた日本代表vsオーストラリア代表戦は2-1と日本が2014年最後の国際Aマッチを勝利で飾りました。
スタメンには事前に明かされた通りに内田に代わって太田宏介が起用された以外はホンジュラス戦と同じメンバーとなりました。
試合の序盤は、オーストラリアに得意のロングボールからのこぼれ球を狙う攻め以外にも、これまでに無かった中盤からのパスワークで日本のアンカー・長谷部の両サイドを巧みに突かれたことで日本は苦戦を強いられる印象でした。
一方の日本も15分にオフサイドの判定となった左サイドの太田のクロスから武藤が頭で合わせてクロスバーを叩いたシーン以外には決定機を作ることが出来ずにいましたが、30分過ぎから遠藤をボランチの位置に下げる「4-2-3-1」にシステムを変更すると、40分に本田のスルーパスに抜け出した香川がペナルティエリア内右の深い位置まで切れ込み、ニアに走り込んだ岡崎へ合わせるパスを出しましたがDFのブロックに遭い前半を終えます。
後半から日本はハーフタイムに遠藤を下げて今野を投入し、それによってオーストラリアの中盤の機能を奪い、57分には武藤に代えて乾を投入して次第にペースを取り戻していきます。
そして、61分に右CKを獲得すると本田の蹴ったボールがファーサイドまで流れ、フリーになっていた今野が頭で押し込み先制点を奪います。
67分にもカウンターから本田のパスを受けた岡崎がエリア内左で打ったシュートはGKライアンにセーブされますが、直後に森重が右サイドからドリブルでエリア内に侵入して出したグラウンダーのクロスにニアサイドの岡崎が背後へ来たボールをヒールで流し込むシュートを決めて追加点を獲得します。
2点のリードを付けられたオーストラリアは73分にマッカイを下げて、ケーヒルを投入します。日本も岡崎から豊田を投入して一進一退の攻防が続いたままアディショナルタイムに入るとオーストラリアの左サイドからのクロスに中央でフリーとなったケーヒルにヘディングを決められて1点を返されるも最後までリードを守り切って、試合終了となりました。
来年1月に迫ったアジアカップ前の試合を勝利を飾ることに成功しましたが、やはり終了直前のケーヒルに決められたヘディングが後味の悪さを否応にも感じます。
巧みに日本のマークを外したケーヒルは流石の一言ですが、問題はその前に簡単にクロスを上げさせたことにあると思います。
こうした最後の詰めの甘さの改善こそがアジアカップ連覇の課題となった試合になりましたね。