悪法と 知りつ毒杯 飲み干して
悲しからずや ソクラテスの死
デュラント世界の歴史第6巻/ギリシア文化の斜陽/山内満他訳/日本ブック・クラブ、を読みました。
「軍隊にとってもっとも重要な武器は食料であること、指揮官の熟練度は勝利を得ることと同じく、食料にあるということに気付く」
※先の戦争、あちこちで玉砕が起こりましたね。その最大原因は、兵站の滞りでしょう。安倍政権は、今度の法案通過に際し、兵站だから安全、何て言っていますが、そんな重要な“武器”調達が安全なわけあり得ないですね。
「『帝国主義はアテネ人に外国の貢物で暮らす事を教え、それによって民主主義を破壊させた』と彼(フィリッポス)は言った。外国の貢物を失えば、今度は国の寄付で暮らしたいと望む。そして最も多く約束してくれる者を、最高の役職に昇らせる」
※紀元前のギリシアの事態が、今世紀にも続いている?
「最高の愛は、『善を永遠に所有し続ける事への愛』である。完全で永遠なイデアや、形式の絶対美を求めるあの愛である。これが『プラトニック・ラブ』であって、男女間の肉体的でない愛情がプラトニック・ラブなのではない」
※そう言えばイデア自身、例えばアイデアには元の意味が殆どないですね。
「彼(アリストテレス)は、時間の半ばを術語の定義に過ごしている」
※そう言えば、学生時代の哲学のサークルに、「哲学とは定義だ」なんて定義している先輩がいました。アリストテレスの影響を受けていたのかな?
「アリストテレスが考えるには、奴隷でさえ合法的である。精神が肉体を支配するのが当然であるように、知性の優れたものが体力だけしか持たぬものを支配する」
※時代が生んだ愚考ですね。完全なプラトニック・ラブが実行され得ても、奴隷になってアイデンティティが失われるなら、その人にとっては不幸でしょう。
「バビロンに戻ると、彼はますます飲酒におぼれた。…ある夜彼は将校たちと、酒の飲み比べをした。ブロマコスは12クォート(14L弱)の酒をぐいぐい飲んで、1タレントの賞金を勝ち得た。3日後にブロマコスは死んだ。すぐそのあと、別の宴会でアレクサンドロスは、6クォートの酒が入っている大杯を飲み干した。彼は更に翌晩大酒をあおった。突然、悪寒が襲ってきて…そしてついに11日目に彼は死んだ。33歳であった」
※つい先日も、 一気飲みで死んだ東大生の親が、参加者に、2億円弱の損害賠償を求めた訴訟がありましたね。あのアレキサンダーも、そんな類が死因だったとは! とまれ、ご冥福を祈ります。
ソクラテスの死、引用すると長くなるのでかいつまみます。時の権力者の私怨で嵌められ、死刑判決されたようです。ところが処刑後、市民は後悔、企んだ者達は死刑・縊死・追放の憂き目に遭ったようです。尚、毒杯をあおぐ時に言ったとされる「悪法と言えども法」は、美談のように言われたりしますが、僕は醜聞だと思っています。法も、その運用も、かなり恣意的で、正義でない場合が多いからです。今現在日本で進行中の、安保、、、あほ法案然り、、、。
さて、≪ツェルニー30番≫のノンストップ通し稽古。本日は、、、ゼロ/(*_*) 医院から帰ってから稽古しようと思っていましたが、自転車メンテで疲れて、意気が削がれて、、、時間も、、、。
~~~~~~~~~なうBGM~~~~~~~~~
ピアノ三重奏曲 第2番 ハ長調 作品87/ブラームス/ハンブルク・トリオ(NHKFMオンエア~)
※「番号のある同じ形式の曲が複数放送される時は、順番に放送してよ」ってのが僕の願いですが、この日も2、3、1の順でした。曲はハーモニアスではありますが、あまりメロディアスではありません。夢枕漠としています。
~~~~~~今日のアウトドア・データ~~~~~~
◎1時間+α分/アウトドアクッキング。※消炭七輪で、焼鳥、アイス・コーヒー2.8L&鉄瓶白湯(α分)。
◎通院サイクリング4.4Km/最高速度60.6Km/h。※前輪のバルブがおかしいのですが、だましながら使っていました。ところが、医院から帰る時かなり空気圧が減っていて、ポンピングしても圧が上がるどころ下がる始末です。なのでなんとかかんとかどうにかこうにか走れる状態にして帰り、帰ってからチューブ交換しました。暑かった~! 疲れどっと来む;