38歳涙のG1初制覇に56歳の大ベテランが見せたダービーなど今年もいろんな感動を与えた東京競馬場で行われた第44回ジャパンCは、1番人気のドウデュースが後方2番手から徐々に前に進出すると最後の直線で一気に他馬を捕らえ、最後は7番人気のドゥレッツァとの競り合いを制してG15勝目を手にした。
2着にドゥレッツァと最後内から伸びてきた8番人気のシンエンペラーとの写真判定の結果“同着”となり、2番人気のチェルヴィニアは4着、このレースがラストランのディープインパクト産駒“最後の傑作”のオーギュストロダンは8着に敗れた。
ドウデュース騎乗の武豊騎手は今年の天皇賞(秋)(ドウデュース)以来のG1勝利で、このレース最多の5勝目(繰り上げ1着も含む)を挙げた。
“日本の総大将”が世界の強豪馬相手に実力を見せつけた。
前走秋の天皇賞では展開が遅い中で上がり32.5秒の驚異的な末脚を披露して勝利したが、今回は前走以上に遅い展開になった。
逃げ馬不在の中でレースを引っ張ったのは凱旋門賞から帰ってきたシンエンペラーで、向こう正面に入るとドゥレッツァが菊花賞を彷彿させるように前で競馬をして、1000m通過が62.2秒と前走より2.3秒遅く、武豊騎手は「ずっと引っ掛かっていた」と手綱を抑えるに一苦労した。
3コーナーに入ると徐々に前を捕らえにかかり、気がついたら4コーナーで早くも先頭集団を射程圏に捕らえた。
馬なりで手綱を持ったまま一気に先頭に立つとドゥレッツァが必死に抵抗し、内からシンエンペラーがじわじわと差を詰めてきた。
それでも昨年の有馬記念で見せた“先頭に立てば抜かせない”勝負根性を発揮して、G1の舞台で初めて1番人気の期待に応えた。
7万超のスタンドから“ユタカコール”が鳴り響き、日本の総大将として期待に応えられたことに武豊騎手は「ホッとしました」と安堵の表情を見せた。
泣いても笑っても残るは有馬記念のみとなったことについては「勝ちたい気持ちが強いですし、最後いい形で終えたら」と気持ちを高ぶらせた。
12.22・・・感動のフィナーレに向けて約1ヶ月の新たな戦いが始まった。
14頭ながら海外馬3頭、それも各国を代表する強豪馬が集った今回のジャパンC。
そんな中でもドウデュースは前走同様強さを発揮しました。
前走が上がり32.5秒だったのに対し、今回は上がり32.7秒と究極の末脚で勝ったから、これはもう他の陣営からしたら“お手上げ”ですね。
しかも勝ちタイム2分25秒5は99年スペシャルウィークが勝った時と同じタイムだから、やっぱりこの馬スペシャルウィークやん!
追い切りで他の馬をかわしてあまりにも速く走るドウデュースに豊さんが「スピード違反で捕まるのでは?」といつもの“豊節”が炸裂して取材陣を笑わせたが、最後の直線なんかもう我慢できずに坂を駆け上がるところで先頭に立ってしまった。
でもこの地点で「勝負あり!」と確信しました。
ドゥレッツァも必死に抵抗したが、これまでドウデュースが先頭に立った後は誰にも差されたことがなく、昨年の有馬記念を彷彿させるレースだった。
ドゥレッツァも春の天皇賞は残念な結果になったが、前走海外レースで5着と好走して決して菊花賞で終わりの馬ではないことが証明されたのは良かった。
シンエンペラーはペースを作りながらも上がり33.1秒はドウデュースに次いで2位の好タイム。
前行ってこれだけのレースができれば戦法の幅も広がるから、今後が非常に楽しみになってきました。
個人的にはこれだけのレースができれば菊花賞勝てていたかも・・・と思ってます。
チェルヴィニアは初めての古馬相手に善戦はしたが、着差がついてるとなるとまだまだ力不足が否めない。
これからの馬ですから、長い目で見てみたいです。
さて、ドウデュースが勝ったことで今回のプレゼンターは“野球界のレジェンド”である世界のイチローさんでしたが、
この2ショットはエグい!
“世界のICHIRO”に“世界のYUTAKA”ですから、こんな2ショット見れたファンはマジで幸せ者です。
となると、有馬記念のプレゼンターは誰になるのかも気になるところです。
あっ、ジャパンC前の11Rの結果をちょっと見てください。
掲示板に入った騎手を見ると川田騎手を除いて海外ジョッキーが上位をほぼ占めている結果に「えっ・・・?」って思った。
ジャパンCですから海外から来日してきた騎手もいれば短期免許で日本に来てる騎手もいますが、それにしても日本人が情けない結果に呆然としました・・・。
ジャパンCは馬は日本馬が掲示板を独占したが、騎手は今年の凱旋門賞に騎乗した豊さんと瑠星くんが頑張ってくれたがあとは海外ジョッキーという結果に。
これがもし海外ジョッキーが掲示板独占したらSNSは結構荒れそうな気がするな・・・。
とりあえず豊さんが勝ってくれて良かったです。
あと言っておきたい人が。
みんなのKEIBAありがとうございました🐎
— 北野日奈子 (@kitanohinako___) November 24, 2024
ドウデュース✖️武豊ジョッキー、関係者の皆さまおめでとうございます!!!ありがとう、ドウデュース。残りの有馬記念もよろしくねドウデュース!ファンタスティックムーン、オーギュストロダンジャパンカップを選んでくれてありがとう🐎 #ジャパンカップ2024 pic.twitter.com/ddjV39mcCr
🏇🏇🏇🏇🏇🏇🏇
— TBS S☆1 (@TBS_TV_S1) November 24, 2024
日本最高峰のGⅠレース #ジャパンカップ
🏇🏇🏇🏇🏇🏇🏇#篠原梨菜 アナの本命
❸ #ドウデュース が見事優勝👑#武豊 騎手とともにGⅠ連勝✨
秋古馬三冠に王手をかけました☝️
篠原アナも単勝的中で
今秋3勝目🔥
来週は #チャンピオンズC です👀#tbsS1 pic.twitter.com/cw4fRdJxKW
きいちゃん(北野日奈子)&しのりな、的中おめでとう!
きいちゃんはフジTの「みんなのKEIBA」に出てたが、見事ドウデュースを本命にして的中。
しのりなも「S☆1」の“東大式データ予想”で見事ドウデュース本命で的中したということで、おめでとうございます。
カンテレの「競馬BEAT」ではゆっかー(菅井友香)がチェルヴィニア本命の馬連で勝負にいったが、残念ながら的中ならず・・・。
次頑張りましょう!