降りしきる雨に淀の風薫る京都競馬場で行われた第173回天皇賞(春)は、1番人気のクロワデュノール(7番)が早めに先頭に立つと、最後は最後方から猛追した12番人気のヴェルテンベルク(15番)を長い写真判定の末2cm差しのいで、父キタサンブラックとの“親子制覇”でG14勝目を掴んだ。![]()
2着にヴェルテンベルク、3着に2番人気のアドマイヤテラが入り、連覇を狙った3番人気のヘデントールは5着に敗れた。
クロワデュノール騎乗の北村友一騎手は今年の大阪杯(クロワデュノール)以来のG1制覇で、天皇賞は初制覇となった。
先に抜け出したクロワデュノールにまさかの“伏兵”が飛び込んだ時はちょっとゾッとした。![]()
クロワデュノールの単勝は1.8倍に対し、ヴェルテンベルクは単勝208.4倍・・・
結果次第では単勝でレース史上“最高配当”が飛び出す可能性(←これまでの最高配当は12年ビートブラックの15690円。)もあって、クロワデュノール(写真右)とヴェルテンベルク(写真左)の両陣営はすごく気が気じゃない様子だった。
14分の長い写真判定の末、クロワデュノールが僅か2cmの差でしのぎ、初めての長距離戦もこなしてG14勝目を掴んだ。![]()
苦しみながらも掴んだG14勝目にクロワデュノール陣営もホッとした様子で、何よりコンビを組んだ北村友一騎手が結果が出た瞬間「良かった〜」と一番ホッとした表情を見せたのが印象的だった。![]()
正直“負け”も覚悟した北村(友)騎手はインタビューでも勝てたことに安堵の表情を見せたが、今回の勝利は今までの中で一番危なかった勝利だったであろう。
最後は脚も上がってしまい「もうダメか・・・」と思ったが、父キタサンブラック譲りの“勝負根性”で上がり最速(34.3秒)のヴェルテンベルクに対し上がり3位の34.9秒の脚でなんとか押し切り、“主役”の意地を見せた。
これでキタサンブラックとの“親子制覇”となり、初めての長距離戦も勝って改めて“主役”となったクロワデュノール。
次は宝塚記念を狙うか未定だが、これだけの馬なのでまずは無事に過ごしてほしいです。![]()
“大金星”まであとわずかなところで逃したヴェルテンベルク。
昨年の今頃はまだ“3勝クラス”の身であった馬がここまで成長するとは誰が予想したか?
昨年6月にOPクラスに上がったが、その後重賞4戦走って最高は前走のダイヤモンドS4着。
しかしここ2走は長距離重賞を走っていたこともあって、何かきっかけを作れば一発あると陣営は手応えを持っていた。
コンビを組んだ松若風馬騎手は「外枠だったので腹をくくってロスのないレースをやって、勝負どころで豊さんの馬(アドマイヤテラ)がいたのでついて行った。」とこのレース8勝を挙げてる武豊騎手騎乗のアドマイヤテラをマークする形でレースを進めた。![]()
最後の直線は一番外に持ち出して一気に他馬を飲み込むと、抜け出したクロワデュノールも飲み込んだかというところでゴール。![]()
結果は僅かに届かず2着で、松若騎手は「着差なだけに悔しい」と松若騎手にとってこれで勝てばG12勝目だったが、1着での勝利は初めてだっただけに余計に悔しかった。
(松若騎手は20年の高松宮記念でモズスーパーフレアで勝っているが、これは1着入線の馬が斜行したため“降着”になり、2着に入ったモズスーパーフレアが“繰り上げ”で1着になった。)
結果は残念だったが、見せ場十分な競馬を見せて大波乱演出にはファンも興奮したし、ホントによく頑張ったと讃えたい。![]()
3着に敗れたアドマイヤテラはいつもより後ろ目からの競馬をやった。![]()
最後は「決め手の差が出た」と豊さんが振り返ったが、やっぱり長距離戦のレースは豊さんうまかったし、あれだけのレースができたなら十分よくやったと言いたいです。![]()
友道先生は今週もアドマイヤ(クワッズ)が待ってますし、そこで巻き返してほしいです。![]()
写真判定が長引いたおかげでカンテレの「競馬BEAT」はインタビュー途中で終わったが、今回はNHKも放送されてたからマジで助かった。
今週はNHKマイルCがあってもちろんNHKも放送されるが、“NHKマイルC”なのでNHKをメインに観ることにします。![]()
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