今日の深夜〜早朝にかけてあったサッカーW杯の日本-ベルギー戦・・・
悔しいです!
日本が後半開始7分で2点取りながら、中盤でベルギーに追いつかれ、延長戦まで残り30秒のところで痛恨の失点で逆転負けを喫し、初のベスト8進出はあと少しのところで潰えた。
いや〜、本当に悔しいですね。
世界ランク3位のベルギーから2点取った時は「イケる!」と思ったが、やはりここまで9得点と破壊力ある攻撃は伊達ではなかったね。
一番警戒していたルカク選手に得点を挙げなかったことは評価したいが、(徹底マークするのは)ルカクだけじゃないことを今回の試合で見せつけられました。
試合後は涙する選手が多々いて、特に昌子選手は泣き崩れてピッチの芝を叩きつけるほど悔しさを露にした。
(写真はタオルで涙を拭う乾選手。)
3点目を決められた時、“ドーハの悲劇”を見てしまったような選手たちの表情に泣きました。
試合後のインタビューで、今回の試合について問われた西野監督は「W杯は怖いものですね・・・。何が足りなかったのだろう・・・?」と気持ちの整理が整えられず、言葉を詰まらせた。
キャプテンの長谷部選手は「2点先行しながら逆転負けを喫したのは自分たちの力不足。」と冷静に答えながらも、時折悔しさで声が裏返るところもあった。
先制弾を決めた原口選手は「もうちょっとこのチームとやりたかった。」と涙を流し、大迫選手は「応援してくれたサポーターがたくさんいたことは嬉しかったが、勝つことができずに本当に申し訳ない。」と悔しさを滲み出した。
長友選手は「負けたことは悔しいが、全力を出しきったので悔いはないです。笑顔で日本に帰りたいです。」と前向きだった。
長友選手のインタビューにはちょっと感動しました。
確かに世界ランク3位のベルギー相手に先に2点取ったことは誰が予想したか?
世界中からは“ベルギーが圧倒的有利”“3-0でベルギー圧勝”などと報じられ、日本は全く歯が立たないと思われながらもベルギーと対等に戦えたことは本当に評価したい。
大会前に“監督交代”とゴタゴタして、西野監督が就任して2ヶ月、最終予選で活躍した浅野・井手口を外して“経験豊富”のベテランだらけのメンバー構成に「大丈夫か?」と不安視され、「日本このままでは3戦全敗だな・・・。」という声もあった。
だが、初戦のコロンビア戦で2-1の勝利を挙げると、2戦目のセネガル戦で2度追いつく粘りを見せた。
ポーランド戦は敗れたが、それでも世界ランク上位相手に1点で抑えたことは大したものです。
平均年齢も30歳に近く、これまでの代表メンバーで“史上最弱”と言われていたが、今回の大会でベスト16に入れたことは、日本が世界に通用できる域に近づいてきたかなと思った。
ただ欠かせないのは“世代交代”。
試合後、本田選手は“代表引退”を表明した。
3大会連続出場して、3大会連続で得点を挙げたのは本田選手ただ一人。
“伝説”を作った男の“夢”は「次の世代にバトンを渡して、これからもっともっと強くなってほしい。」と本田選手は言った。
おそらく次は選ばれなかった浅野・井手口を始め、中島翔哉・久保建英などが次の日本代表を支えてくれるのではないでしょうか?
これで日本の2018年のW杯は終わりを告げるが、これからはまた世界と対等に戦える力をつけて、2022年のカタールで叶えられなかった“ベスト8”を目指して頑張ってほしいです。
日本、感動をありがとー!
(おまけ)
W杯の取材に行ってる各民放の中で、一番よく見てたのは「めざましTV」です。
東京にいる元日本代表でサッカー解説者である永島昭浩さんに、ロシアで取材している永島優美アナの“父娘”のやりとりがめっちゃシュール。
今回でロシアの取材を終える優美アナに、昭浩さんは「日本に帰ってきたら何食べたい?」と聞くと、「とりあえず・・・冷奴が食べたいです。」と言って、「待ってま〜す!」と完全なる“永島家”のトーク・・・
そういうのはLINE(メール)か電話でやれよ
全国の公共電波を使ってやることじゃないでしょ、そこは