樫の女王を決めるにふさわしい絶好のコンディションの東京競馬場で行われた第79回オークスは、圧倒的1番人気のアーモンドアイが楽な手応えで4番人気のリリーノーブルをかわし、2着に2馬身差をつける完勝で12年ジェンティルドンナ以来6年ぶりの二冠制覇となった。
2着にリリーノーブル、3着に2番人気のラッキーライラックが入り、桜花賞上位3着に入った3頭が今回も上位3着独占する結果となった。
アーモンドアイ騎乗のクリストフ・ルメール騎手は今年の桜花賞(アーモンドアイ)以来のG1勝利で、昨年のソウルスターリングに続くオークス連覇となった。
また、管理する国枝栄調教師は10年アパパネ以来のオークス制覇で、史上初の2度目の三冠制覇に王手をかけた。
では予想結果を。
予想は、
◎ラッキーライラック
○アーモンドアイ
▲マウレア
△リリーノーブル
△サトノワルキューレ
注カンタービレ
でしたが、結果は・・・
1着 ○アーモンドアイ
2着 △リリーノーブル
3着 ◎ラッキーライラック
5着 ▲マウレア
6着 △サトノワルキューレ
13着 注カンタービレ
まさに“格の違い”を見せつける貫禄の二冠制覇となった。
メンバーで一番発汗が目立ったアーモンドアイだったが、発汗がたくさんあったのは“闘争心”の表れ。
スタートは前走よりうまくいったが、首が上がるように前に行った。
道中はラッキーライラックと並走する形になり、折り合いもついて淡々と流れた。
最後の直線が“圧巻”だった。
先に抜け出しを図ろうとしたリリーノーブルと内に潜り込んだラッキーライラック、
そんなことは関係なく、アーモンドアイは一気に突き抜けて後続を引き離した。
2着のリリーノーブルとは2馬身差・・・
もう“圧巻”の勝利としか言えないほどの“完勝劇”でした。
この日は39歳の誕生日のルメール騎手。
自身のバースデーを最高の形で迎えたことに、ルメールはずっと笑顔だった。
桜花賞のインタビューで「トリプルクラウン(=三冠制覇)考えていいです」と“三冠制覇”の宣言が飛び出したが、いよいよそれが“現実味”になりつつある。
秋にどんな成長を見せて我々を魅了してくれるか、その先は“期待”でしかない。
今回のレースを見て、改めてアーモンドアイの強さに惹かれました。
もう手に追えない強さですよ・・・。
ラッキーライラックは意外にも伸びなかったね。
最後はリリーノーブルと同じ脚になってしまって、残念だ。
距離が合わなかったわけではないと思うが・・・ちょっと敗因が正直分からないです。
最後の一冠ぐらいは意地見せてほしいところです。
予想はとりあえず的中したが、ラッキーライラックが3着に敗れたことはちょっとショックです。
まあ次のダービーで完璧な予想で的中すれば何も言うことないですがね。
あっ、もう本命は決まってますので、あとは相手探しをね。