
混戦ムード漂う2010年牝馬クラシック第一弾、第70回桜花賞が阪神競馬場で行われた。

1番人気は2歳女王のアパパネ。
2番人気はアプリコットフィズと、関東馬が人気を集めていた。
レースの方は強烈な逃げがいなかったせいなのか、オウケンサクラが先手先手の競馬でレースを引っ張った。
アパパネはスタート直後に掛かるも、折り合いに専念してなんとか落ち着きを取り戻し、4~5番手ぐらいで競馬した。
オウケンサクラのペースでレースが進むも、やや速いペースで、今日は前が止まらない馬場状態だった。
その影響もあり、最後の直線で粘りを図るオウケンサクラに、エーシンリターンズが外から強襲にかかる!
抜けそうで抜けない・・・
するとエーシンリターンズの外から強襲したアパパネがジワジワと差を詰め、

内で粘るオウケンサクラと、外から強襲するアパパネの対決は・・・

最後のゴール手前でアパパネが差し切り、1番人気の期待に応えた。

2歳女王の桜花賞制覇は、昨年のブエナビスタに続いて2年連続、関東馬の桜花賞制覇は06年キストゥヘヴン以来4年ぶり。

鞍乗の蛯名正義騎手は桜花賞初制覇だが、関東ジョッキーの桜花賞制覇は85年エルプスの木藤隆行騎手以来25年ぶりという意外な勝利となった。
レースを振り返り、やっぱり口にしたのは「今日の馬場は前が止まらないからね。」と。
来週でラストウィークを迎えるにも関わらず、今日の馬場は開幕週に近いと言える馬場状態だった。
その結果、桜花賞レコードを叩きだしたアパパネ。

アパパネの今後について蛯名騎手は、「次は未知なる距離(オークス:2400m)になりますが、今回皆さんの期待に応えたことができたので、次もこういう形でいけたらいいなぁと思います。」と二冠制覇に意欲を持っていた。

トライアルは棒に振るうも、本番できっちりと勝ち、国枝厩舎の定番とも言える栗東滞在が功を奏した。
やはり今年の関東馬はレベルが高く、来週の皐月賞にも関東の有力馬が登場する。
今年のクラシックは、「関東の逆襲」がテーマになりそうです。
さて、俺の応援してたオウケンサクラですが・・・

まさかスタート直後から先頭に立つとは、思いもしなかった。
スタートが良すぎたのかな?

最後はアパパネ(白いシャドーロールをつけた写真右にいる馬。)にゴール手前で差されて、あと一歩のところで栄冠を掴むことができなかった。(>_<)
レース後の安藤勝己騎手に音無調教師は、「う~ん・・・。」と見つめながら苦笑いしてたが、それでも2着確保はまだ良かった。(^O^)
オークスに向けて、内容は良かったのではないでしょうか?(^O^)
オークスもオウケンサクラに期待したいです!(^^)v
最も頑張ったのがエーシンリターンズ。
11番人気の低評価でも、エルフィンSを勝ち、チューリップ賞で3着と好走し、今回も穴をフタした。
次のオークスは人気UPになりそうですが、予想に入れるかは微妙なとこです。(;^_^A
来週は皐月賞!(^O^)
俺はやっぱり、ローズキングタムを応援します!\(^O^)/