京ちゃんのブログ -12ページ目

2019年度 その8

マルキーズ

2019/03/16

阪神4R 曇 稍重 3歳未勝利(牝) 芝1800 1:52.1(2.5) 13/16 54松山弘平 452(初)
出たなりで中団から。道中は隊列の外めを追走し、4角手前からじわりと進出。直線半ばまでは先頭集団に食らいついていたが、残り200mで脚色が鈍くなり後方で入線した。「すごく良い形でレースを進めることができました。4コーナーを回った時は勝ったと思ったくらいです。それが、追ってから伸びてくれませんでした。初出走ということがあったのか、重たい馬場が良くなかったのか。なぜあの手応えで止まってしまったか、ちょっと分かりません。直線で弾かれる不利はありましたが、あの時点で脚はなかったので影響はなかったです。でも、返し馬から芝の走りは良かったし、調教に乗せてもらっていて能力があることも感じていました。距離もこのくらいがちょうど良さそう。先々、走ってくる馬だと思います」(松山弘平騎手)

2019/03/31

阪神3R 晴 稍重 3歳未勝利 ダ1800 1:59.5(2.9) 15/15 54松山弘平 448(-4)
スタートは互角も、すぐに行き脚がついて前へ。道中は若干控えて好位の外めを追走し、そのままの位置取りで直線に入るも、後続に飲み込まれて後方での入線となった。「ダートは悪くなかったです。ただ、芝の時と同じで手応えほど終いで脚が使えませんでした。力んで走っている感じなので、道中で消耗してしまいましたね。馬の後ろに入れられたら良かったんですが、今日は外枠だったのでそれもできませんでした。距離を詰めた方が良いかもしれません。持ったままあのポジションにつけられるように良いスピードがあります。気も前向きなので、ワンターンの1400mあたりが合っていそうですね。どちらにしても、もっと走れる力のある馬。距離短縮で変わってほしいと思います」(松山弘平騎手)

2019/06/02

阪神1R 曇 良 3歳未勝利(牝) ダ1400 1:28.5(2.3) 13/16 54浜中俊 450(+2)
ダッシュ良く前へ。4、5番手追走から3~4角で3番手に進出し直線に向いたものの、早々と脚色が鈍ってしまい後退してしまった。「単純にガソリン切れですね。スッと前につけることができましたが、3コーナーで一杯になってしまいました。返し馬で少しイレ込み気味だったくらいで、ゲートは大人しかったですし、変な癖もなかったです。スタミナがもたなかった感じですね。道中はあまり疲れさせず、終いでひと脚使わせるような競馬をした方が良いかもしれません。今日も控えめに進めていれば、ここまでバタバタにはならなかったと思います。あと、走り方からは芝でも良さそうなので、1200mあたりで終い勝負をしてどこまで変わるかですね」(浜中俊騎手)

2019/08/18

小倉7R 曇 良 3歳未勝利 芝1200 1:10.0(0.9) 8/17 54内田博幸 452(+2)
チークピーシーズ着用。ポンとゲートを出て先行。外の4番手でレースを進め、先頭に並びかけながら4角を通過したが、直線半ばで脚色が鈍くなり、後続に交わされてゴールした。「直線を向いた時は良いところがあると思ったんですけどねぇ。最後は止まってしまいました。チークを着けましたが、ちょっと集中力がなくなってしまった感じです。でも、このペースでも楽についていけるように良いスピードがありますよ。ただ、持続力がないだけ。体を見てもこの時期の3歳としては子供っぽいし、まだ成長し切っていないんでしょう。う〜ん、良い馬なんですけどねぇ。これから良くなりそうな雰囲気があるので、この開催で未勝利戦が終わってしまうのはもったいないですね」(内田博幸騎手)

2019/08/21

島上牧場
本日、中央登録を抹消し、島上牧場へ移動。

 

ブルーフェアリー

2019/04/29

新潟6R 晴 良 3歳未勝利 芝1000 0:56.3(0.5) 5/15 54江田照男 426(-2)
互角のスタートから4、5番手を追走。残り400m辺りから徐々に内に進路を取り、追い出すとジワジワとしか伸びず、前を交わすことはできなかった。「スタート直後、先にスッと前に入られて、二列目からになってしまいました。終いは前が閉まりそうだったので内に進路を取りましたが、そこから伸びきれませんでしたね。ちょっとテンションが高かったですし、久々の分も影響したんですかね。左にモタれるところはなく、以前よりも乗りやすくなっていますよ。今後のテンションがどうなるかですが、ここを使って動きは良化してくれるでしょうし、次が楽しみですね」(江田照男騎手)

2019/05/19

新潟1R 晴 良 3歳未勝利 芝1200 1:11.5(2.1) 14/16 54柴山雄一 420(-6)
スタートがいまひとつで、中団からのレース。道中は内から差をつめて好位馬群に取り付き、そのままのポジションで直線に向くが、終いの伸びはなく、後続に飲み込まれて後方での入線となった。「4コーナー手前で急に力がフワッと抜けて、直線ではもうまったく手応えがなかったですね。途中で少し脚を使ってしまいましたが、それにしても手応えがなくなるのが早すぎましたね。状態は問題なさそうでしたし、途中で自分から走るのを止めてしまった感じですかね。追い切りに乗せてもらって動きの良さを感じていたので、期待していたんですが…。良い結果を出せず、残念です」(柴山雄一騎手)

2019/08/10

新潟4R 晴 良 3歳未勝利 芝1000 0:57.0(1.5) 12/18 52木幡育也 424(+4)
スタートダッシュが一息で、後方6、7番手で進める。馬群全体の中で内めに進路をとったが、最後まで目立った伸びは見られず後方での入線に終わった。「スタートの1歩目が遅く、10番の馬に前に入られたら頭を上げてブレーキを掛けてしまいました。その後も内から寄られたら、また頭を上げてしまいました。かなり他馬を気にしますね。後半も周りを気にしていたのか、伸びそうで伸びませんでした。良い能力を持っていそうですが、今日は全然力を出し切れていませんね。良い状態に仕上がっていたので好勝負になると思いましたが、結果を出せず、残念です」(木幡育也騎手)

2019/08/14

美浦トレセン
本日、中央登録を抹消。「最後まで気性がネックになってしまいましたね。月日を重ねるごとに大分安定してきたと感じていましたが、レースでは他馬の勢いに圧倒されて怯んでしまいました。ハナを切れれば結果も違ったと思うんですけどね…。良いスピードを持っているんですが、それをきちんと発揮させてあげられず、非常に残念です。勝つことができず、会員の皆様には大変申し訳なく思っています」(師)

 

 

2019年度 その7

テンペスタージ 続き

1月30日(土)中京・ダート1900m戦(1勝クラス)に55kg横山武史騎手で出走し、馬体重は前走から+8kgの450kgでした。
レースでは、きっちりとスタートを決めて先行しました。3番手集団でホームストレッチを通過すると、5番手の位置に収まって1・2コーナーをカーブ。向正面はそのまま大きく動かず追走しました。3コーナーはじっくりと回り、4コーナーから鞍上が叱咤を送ります。ビュッと抜け出すキレはなく、直線に向くと上位4頭からやや離されたものの、最後まで懸命に脚を使いました。勝ち馬からは0.9秒差の5着で入線しています。
「本当はもう少し溜める競馬をしたかったところですが、前走、今日よりも短い距離で前に行ってしまったこともあり、かなり前向きさが出ていました。ポジションなりでは脚を溜められましたし、結果的に前残りのレースで、位置取りは悪くなかったと思います。ただ、それだけにもう少し上位馬に迫って欲しかったという思いもあります」(横山武史騎手)
「今回は作戦を替えて、もうちょっと溜める競馬をしてみたいと思っていました。前半はいままで出していたことでかかってしまい、その分で負けましたが、終いは完全にタレておらず、踏ん張ることができていました。溜める競馬が身につけば、勝つチャンスも巡ってくるのではないでしょうか。次走はさらなる好走が期待できそうで、このまま中京戦か年明けの小倉戦を狙えればと考えています」(戸田調教師)

12月15日(日)中京・ダート1800m(1勝クラス・若手騎手限定戦)に56kg横山武史騎手で出走し、馬体重は前走から+6kgの456kgでした。
レースでは、まずまずのスタートを切ってから、一気に控える形を取りました。1・2コーナーを後方2・3番手で回り、道中もじっくりと脚を溜めて追走。3コーナーで仕掛け始めると、手応え良く外から進出して直線を迎えます。きっちりと脚を伸ばして、残り200m手前で3番手のライバルを捉えた後は、先に抜け出した2頭が最後の標的に。猛然と差し込んで、2着馬にクビ差まで詰め寄りましたが、交わし切るには至りませんでした。勝ち馬とタイム差無しの3着に惜しくも敗れています。
「あと少しというところでしたが、これまで乗せていただいて、ようやく噛み合ってきました。ただ、距離は1800mがギリギリで、本来ならばもう100mでも短い方が良いと思います。今日はゲートをそれなりのタイミングで出てくれたものの、やはり行きたがる面は残ります。直線でもずっと内にモタれており、真っ直ぐに追えていれば、また違っていたでしょう。それを踏まえるとチークピーシーズを着けても良いのかもしれません。このクラスでも通用する力があるだけに、何とか初勝利に導いてあげたかったところです…。今後は小回りコースで同じように対応できるかどうかが課題になるでしょう」(横山武史騎手)
「ここにきてようやく良くなってきました。溜める競馬をした方が終いをしっかり使えますし、この馬には合っていますね。ただ、あそこまで迫ったのであれば勝ちたいところでした。今後はこのまま在厩させて、次は小倉戦を目指せればと考えています」(戸田調教師)

 

 

2019年度 その6

テンペスタージ

2月16日(土)東京・芝1800m戦に56kg浜中騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの456kgでした。
レースでは、五分のスタートを決めました。道中は縦長馬群の中団を追走。そのまま3・4コーナーをカーブすると、7番手で直線を向きました。外に持ち出しながら追い出すも、思うような伸びはありませんでした。最後まで上位に迫るような脚は見せられず、勝ち馬とは0.6秒差の9着に敗れています。
「まだ幼く、馬っ気もあります。輪乗りの際に、なるべく牝馬には近づけないようにしていましたが、自分から寄っていこうとします。ただ、走り出せばそこまで問題なく、道中も上手く走っていましたが、直線ではモタれてしまい、手応えもありませんでした。良い背中はしていますが、まだトモが弱いことに加え、遊びながら走ってしまうようなメンタルで、終始ダラっとした走りになってしまいます。スローペースならばまだいいのですが、レースが流れると余計にそういった走りとなります。使いながら変わってきて欲しいですね」(浜中騎手)
「申し訳ございませんでした。まだ子供っぽく、他馬ばかり気にして気持ちにムラがあります。もっと集中して走る方に気持ちが向いてくるといいのですが…。距離が長いレースであれば続戦できるかもしれないので、もう少し厩舎で様子を見たいと思います。また、次走はチークピーシーズなどの馬具も検討します」(戸田調教師)

5月25日(土)東京・芝1800m戦に55kg☆武藤騎手で出走し、馬体重は前走から-2の454kgでした。
レースでは、スタートを決めるも、無理せず進めました。道中は馬群が縦長となり、その中団を追走。3コーナー過ぎで少し位置を上げると、我慢させながら4コーナーをカーブ。直線では中団の外からジワジワと脚を伸ばし、内の馬を一頭一頭交わしていきましたが、勝ち負けには加わることができませんでした。最後に大外から末脚を伸ばしたライバルにも交わされましたが、勝ち馬から0.5秒差の5着と掲示板は確保しています。
「2コーナーの入りでハミを噛んでしまい、喧嘩した分、最後の伸びに響きました。申し訳ありません。周りに馬がいると気にするようなところがありますね。外を回っているときはリラックスして走れているのですが…。馬は良くなっていますし、最後まで伸びてはいるものの、調教の感触からすればもっと弾けてくれるだろうと思っていました。距離は1800〜2000mくらいが適性だと思いますが、現時点ではマイルでもいいかもしれませんね」(武藤騎手)
「着実に成長していますが、今日は馬場の状態が良すぎたことも影響しました。1番人気馬を見ながら進めて、基本的にはうまく乗ってくれたものの、結果的に外を回しすぎましたね。最後の伸びに欠けたのは、久々の分もあったのでしょう。権利が取れましたので、もう一度東京戦を目指します。現状は1600〜1800mあたりで競馬を教えていく方がいいと思います」(戸田調教師)

6月15日(土)東京・芝1600m戦に56kg戸崎騎手で出走し、馬体重は前走から-4kgの450kgでした。
レースでは、まずまずのスタートを切り、馬なりで中団のポジションを取りました。道中は後方6番手を追走。3コーナーはじっくりと構え、4コーナーで外へ持ち出して直線を迎えました。鞍上がゴーサインを送りますが、ジリジリとした伸び脚で、上位に食い込むようなキレ味は発揮できませんでした。勝ち馬からは1.3秒差の7着で入線しています。
「道中は進み方がいまひとつでした。それなりに流れには乗って、直線を向いた際は手応えが残っていたものの、他馬と同じ脚色になりました。少し緩くなった馬場を気にしている感じもありましたね」(戸崎騎手)

9月1日(日)札幌・芝2000m戦に55kg☆坂井瑠星騎手で出走し、馬体重は前走から+8kgの458kgでした。
レースでは、やや遅れてのスタートでした。その後はスッと中団につけてホームストレッチを通過。1・2コーナーはじっくりと回って向正面に入りました。道中はかなり縦長となった隊列の、後方7番手を追走。3コーナー手前から進出を開始して、勝負どころは先団に取りつき、インコースを通りながら位置を上げます。直線では空いた進路を突いて脚を伸ばしました。残り100mを過ぎて一旦は先頭に立ったものの、最後は他のライバルの差しに屈しました。勝ち馬からは0.4秒差の4着で入線しています。
「気合いが入っていたためゲートの駐立はいまひとつで、やや立ち遅れてのスタートでした。中団より前めでの競馬をイメージしていましたが、それよりも後ろを走ることになりました。3・4コーナーでの手応えは良かったですね。内も外も進路に選べるところで、外を選ぶと、なし崩しに脚を使うことになりそうでした。また、調教で跨った感触から荒れた馬場も大丈夫だろうと思い、内を突きました。
直線では脚を使っているものの、最後は伸び負けしてしまいました。申し訳ございません。やはり1800〜2000mくらいの距離が合っているように思います」(坂井瑠星騎手)
「最後は枠の内外の差が響いた印象です。やや急仕上げ気味でも、これだけ走れたわけですし、やはり能力はあります。来週に美浦TCへ戻して、新潟戦の1勝クラスを狙っていきましょう」(戸田調教師)

10月6日(日)新潟・芝2000m戦(1勝クラス)に52kg▲菅原明良騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの456kgでした。
レースでは、五分のスタートを決めると、馬なりで先行していきました。無理せず内から主張する馬に行かせると、5番手のポジションとなりました。道中は隊列に動きはなく、そのままの位置で3・4コーナーへ。じっくりと脚を溜めながらコーナーをカーブし、直線を向きました。進路を探すようなところはありましたが、スペースが空いた外めに持ち出していきました。懸命に前を追っていきましたが、前も止まらず、なかなか差を縮めることができませんでした。最後まで脚を伸ばしたものの、勝ち馬から0.6秒差の6着でレースを終えています。
「道中の手応えは良く、前走も最後は良い脚を使ってくれていたので、溜めてその脚を引き出したいと考えていました。ただ、勝負どころで3着馬に前に入られてしまったのが痛かったです。最後まで止まってはいないだけに、自分からもう少し早めに動いていく必要がありました。申し訳ございませんでした 」(菅原明良騎手)
「少しチグハグな競馬となってしまい、乗り方次第ではもっと上位に来れていたはずです。申し訳ございませんでした。レース後の状態を見ながらですが、もう一度新潟戦に向かうことも検討したいと思います」(戸田調教師)

10月20日(日)新潟・芝2000m(1勝クラス・若手騎手限定戦)に54kg☆横山武史騎手で出走し、馬体重は前走から-6kgの450kgでした。
レースでは、好スタートを決めると、無理せず他馬の出方をうかがい、好位3番手につけました。道中はそのまま3番手でじっくりと抑えながらの追走。3コーナーで外から2番手の馬に並びかけると、単独2番手に進出してコーナーをカーブし直線へ。そこからは懸命に前を追っていきましたが、逃げ馬との差を詰めることができませんでした。外からライバルが脚を伸ばすなか、残り300mあたりからは完全に脚があがってしまいました。そのまま後方に下がってしまい、最後は勝ち馬から1.5秒差の8着で入線しています。
「切れる脚がないイメージだったので、楽に好位のポジションを取れたのは良かったです。ただ、楽に追走できていた分、最後はもう少し粘って欲しかったです。背中の感触は良く、返し馬でダートコースを通った際の走りも良かったですし、一度試してみても良いのかもしれません」(横山武史騎手)

11月2日(土)福島・ダート1700m戦(1勝クラス)に54kg☆横山武史騎手で出走し、馬体重は前走から-8kgの442kgでした。
レースでは、スタートを決めると、外から1頭が逃げる以外は特に主張する馬もなく、内枠を利して2番手で1コーナーをカーブしました。道中は逃げ馬が離して逃げるなか、並んだ2番手の内を追走。3コーナーあたりで縦長だった馬群が凝縮すると、4番手までポジションを下げましたが、そこから外に持ち出しながらコーナーをカーブし、外の3番手で直線を向きました。しかしそこからは前を捕まえる余力が残っておらず、ゴール前で後続数頭に交わされてのゴール。勝ち馬から0.8秒差の6着で入線しています。
「背中が良い馬ですし、ダートの走りそのものは悪くなかったです。今日は周りに行く馬もいなかったですし、最内ということもあり、ジワっと先行していきました。ただ、オルフェーヴル産駒でメンタル的に一筋縄ではいかないところもあるので、もっと後方で脚を溜めるような大胆な競馬でも良いのかもしれません。砂被りは全く問題ありませんでした」(横山武史騎手)
「ダートは大丈夫そうですね。状態が良いだけに気負うところがあるので、あまり気分良く行かせすぎないようにとは事前にジョッキーに伝えていました。併せた外の馬が中途半端な動きで、その馬次第ではもう少しスムーズに道中も進められたと思います。途中からは一気に砂を被る形になり、普通であれば厳しいのですが、最後まで頑張ってくれました。ダート戦であれば比較的メンバーも手薄でしょうし、今後は芝・ダート両睨みで考えていきたいと思います。まずはレース後の状態をしっかりと確認しておきます」(戸田調教師)