本日、宮崎県で4例目の新型コロナ感染者が出ました。
これまでの3例は皆さん健康観察を終えて、県も県民もホッとしていた矢先のことです。
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東京で感染したのですか。しかもあの三連休中ですよね。
昨日こそ河野県知事が、東京・大阪をはじめとした感染が拡大している地域に不要不急のレジャーや、出張などで移動するのを控えるよう呼び掛けたばかりです。
…呼び掛けが遅かったのか。
昨日は大分の音楽祭友から電話があり、別府アルゲリッチ音楽祭が1年延期になったと聞きました。本年のプログラムを来年に行うのでしょう。
宮崎国際音楽祭は、ほとんどのプログラムは夏に延期されますが、3つのプログラムは5月の2日~4日に実施の方向だそうです。
①池上彰さんと松本明子さんをお招きするもの
②500円のコンサートを7つ行うもの
③延岡市に近い門川町でのサテライトコンサート。
この3日間には、徳永二男先生を始めとする沢山の演奏家が来られます。
音楽祭を愛するからこそ危惧しているのは「音楽祭クラスターが発生することの恐怖」なのです。昨日は音楽祭友とその事を1時間半、話し続けていました。
徳永先生も見た目こそ出会った頃の35歳ですが、本当はご高齢です。移動などをせずご自宅に籠っていて欲しい。
どうして僅か1ヶ月後に東京からの演奏家を招こうとするのだろう。演奏家、県民共にリスクの高い5月初っぱなに開かなくても、夏に回せば良いのではないのか。
宮崎県が手負いが少ない状態でいられれば、感染が拡大している地域に医療支援もできるではないですか。
河野知事もコアな音楽祭ファンです。今日の4例目の発生を受けて無理にゴーサインは出されないとは思いますが、どうなるんでしょう。
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「不要不急って言われてもこの日しか会えないもん」という遠距離カップルや、自粛についての持論(御託)を並べる人達へ言いたいです。
今は素直に「はい。自粛します。」と言いませんか。
専門家から「接触を8割減らした場合は感染が収束に向かう」というシミュレーションも出されました。これは光明です。
「コントロールできないのは、人の心と自然災害と感染症」とはウチの産業医の言葉です。だから私も人の心をコントロールしようとは思っていません。
ただ、真面目に自粛をしている人に移さないで欲しい。
出歩いて感染した人に対しても分け隔てなく医療を施している方々の身になって欲しい。
そこを本当に解ってもらいたいです。
まとまりのない文ですが、今の思いを素直に綴りました。
【追記】
県知事からのメッセージが入りました。
河野知事より
「都市部に滞在することが ウイルスに感染するリスク。」
「東京や大阪など感染拡大地域との不要不急の移動は 自粛を。」
はい。言うことを聞きます!