こんにちは。
いよいよ二日目、26日は、カレイ釣り編です。
実は前日まで、予約客が2名(腰痛持ちさんと私)という状態で、これでは船が出ないかもしれない。
(出船は3名以上らしい。)
前日25日の昼頃、客が集まったので無事出船します、という連絡が腰痛持ちさんからありまして、ほっとしました。
(万一、客が集まらないときは、知り合いの船宿さんに乗せてもらう手配をしてくれるという話でした。)
実際には、常連さんをかき集めてくれたらしく、わざわざ遠くから来てくているので、何とか出船できるよう、船宿さんも頑張ってくれた模様です。
ありがたや~。
それで、26日早朝5時前に、えびす屋さんに集合。
塩釜港の船のある場所というのが、お店からちょっと遠い。
塩釜港、細長いからね。
お店で地図をもらって、腰痛持ちさんの車で、お店から港まで行きます。
無事到着すると、すでに常連さんたちは釣座でスタンバイしています。
右舷の胴のところ(先頭から私が2番で、腰痛持ちさんが3番の釣座)でした。
出発で~す。
釣りポイントが、予想よりもかなり遠い。
ホームページの案内では、20分~40分くらいかかると書いてはありましたが、軽く40分以上は走っていたような感じです。
塩釜港沖、けっこうなクルージングです。
朝はちょっと寒いな。
それで、やっと到着。
水深42mくらいの岩礁帯で、結構起伏があります。
オモリは40g、私は船宿さんのオリジナル仕掛け(3本針)でやります。
遊動式パイプ天ビン付き3本ハリ。
中身はこんな感じ
半日でこの仕掛けを2セット、消費しました。
ホームページの解説によると、これで50~60センチのイシガレイでも上がる、とのこと。
東京湾のカレイ仕掛けは、たしか、もっと細かったような? 記憶があるので、これで東北の大物カレイ対応なのかもしれない。
それで、餌はイソメ(船宿支給)ですが、ミヨシの大ベテラン風のじーちゃんの仕掛けを見ると、イソメ、たっぷりそのままの状態でつけています。
イソメを切ったりしないのね。
2~3匹、丸ごとちょんがけ。
イソメがだら~んと長く伸びています。
イソメ、切らないのか。
カレイ釣りの経験値がとても低いわたくし、ベテランの真似をして、私もイソメ、たっぷり長ーく付けます。
よくわからんけど、これで投入。
すると、第一投目で、な~んかもやもやとしたアタリ。
ちち、小さい。小さすぎる。
これはねーよ。
小さすぎ。(リリース)
カレイ釣り、とにかくトントン、底をひたすらこづきます。
底をゆっくり大きく叩いたり、小さく小刻みに躍らせて小突いたり、いろいろやってみます。
しばらくして、まーまーのサイズ。
ポツリ、ポツリと釣れます。
にゃかにゃか今日は渋いと、トモの常連さんは言っていました。
大、中、小、と釣れてきました。(小はリリース。大きくなってまた来てね~。)
中盤、腰痛持ちさんがイシガレイというカレイを釣っています。
イシガレイ、確かに表面の模様が違うなあ。
白い斑点がポツポツとあるのが特徴。
いーなー、私も釣ってみたいな~。
と、なんかけっこう大きなアタリ!
おおおおおおお、なかなかよく暴れる。
電動リールでややゆっくり目に上げます。
(そういえば、電動リール使っているのは私だけでした。
だってオモリ、60~80号を想定していたんだも~ん。)
おおっ、でかい!
待望のイシガレイでした。(ぎりぎり40cm)
良型イシガレイ、初体験です。
イシガレイ、ほかのマガレイと違って、気のせいか最後までよく暴れる。
ハラハラドキドキでした。
さらに最後のほう(12時頃)、今日一番の大きなアタリ!
おっかなびっくり、ノロノロしていたので、先頭ミヨシのベテランじーちゃんとオマツリしてしまいました。
マガレイ(44cm)でした。
大きいカレイ、かかってモタモタしていると、走られてオマツリします。
それに気がついたのは、終わってからでした。
1時ちょっとに上がりま~す。
帰りのクルージング、これは昨日、松島観光で遊覧船からみた景色だな。
塩釜港は、松島港のとなりだからな。
えびす屋さん、とてもよい船宿さんでした。
どうもありがとうございました。
あと、プロデュースしてくれた腰痛持ち先生、どうもありがとうございます。
カレイ釣り、やはり東北の本場は違います。
カレイの数も種類も多くて、さすがですね。
<遠征の釣果>
一番大きなマガレイ、44cm。
その裏面
マガレイですね。
中サイズのマガレイ5枚
とても全部は食べきれない(一番よく食べる息子がいない)ので、ご近所におすそ分けします。
(妻の強い要望。ご近所付き合いは妻担当。)
捌いていて不思議なのが、イシガレイ。
皮は、なめし革のようにすべすべしていて鱗がない。
しかし、小石のように硬い鱗がちょっとだけある。
赤矢印が、小石のようにめちゃくちゃ硬いウロコ。
ウロコ落としでは、硬くてとれないので、背中のところは手でむしり取りました。
イシガレイ、不思議なカレイです。
---土曜日の夕食---
お刺身(一部)
左:マガレイの切れ端、 右:イシガレイの刺身
カレイ刺し、うまいなあ。
ほんのりカレイの風味もあって、白身だけどしっかりした食感。
---日曜日の朝食---
カレイの煮つけ。
ほんのかすかな、カレイの香りがあって、とても美味しい。
定番の鉄板ですね。
アラ汁。
さらに洋風に、小麦粉ふってバター焼きもしてみました。
(写真は忘れた。)
どれもおいしゅうございました。
げっぷ。
本場東北のカレイは、いいよ。
おまけ
母方の祖父が愛飲していた、茨城県「花の井」
まあ、昔のじーさんが飲んでいたような酒ですね。
今どきのすっきりした、流行の美味しい日本酒とは違います。
それでも、祖父の時代のそれよりは、はるかに飲みやすいんだろうけど。
花の井、田舎の懐かしい味のお酒でした。