こんにちは。 せっかく半分まで書いた記事がパーになってムカついている芋焼酎です。
さて、ここのところ乗合船が続いたので、手漕ぎボートに乗りたいなと思っていましたが、しかし、週末の予報は非常に悪い。
土曜日も日曜日も西からの強風。
乗合船も難しそうなくらいひどい。
しくしく。
もうオラの人生終わりだー。
しかし直前になって、予報では東伊豆方面はかろうじて風が弱い。
土曜の午前中くらいならボート、いけるんじゃないのか?
というわけで、伊東のオーシャンボートさんに決定。
まあ、ボートがでるだけでもラッキーな感じです。
今回も毎度毎度のことですが、腰痛持ち先生のお車に乗せて頂きました。
なにからなにまで、いつもどうもありがとうございます。
大変助かりました。
出発前の様子
沖に向かって右手
正面
べた凪じゃん。
これは絶好の釣り日和ですな。
出発でーす。
朝のうちは岸からの西風がそよそよ吹いています。
ボートはオーシャンから3艘のみ。
地元のカイワリ名人と、腰痛持ちさんとわたくし。
シーズンにはボート客で大賑わいの伊東ですが、今日は伊東を貸切り状態。
寂しげで静かな冬の海釣りですね。
場所は、カイワリ釣りで有名なピンクのかめやホテル前・・・かと思いきや、それよりもずっとハトヤホテル寄りなんだそうです。
でも水深は39m~41mくらい。
しばらくこないうちにカイワリポイント、変わったのかな?
さて、今日はロングハリスでマダイ狙い、サビキでカイワリ数狙いです。
まずはロングハリス竿を出してと、次にサビキ仕掛けを準備して投入してと。
私がぐずぐずあれこれやっているうちに、隣で腰痛持ちさんがさっそくアマダイ釣れたそうです。
はえーよ。
まだ準備できていないよ。
やっとサビキ仕掛けを投入して、最初はコマセどば撒きでカイワリを寄せる作戦です。
放置していたロングハリス竿を上げてみると、気のせいかなんか重いなー。
上げてみると、あらびっくり。
アマダイ、ラッキー。
がっちり針を呑み込まれていました。
こいつあ幸先いいや!、と思いましたが、そのあとはなーんにもさっぱり釣れず。
暇です。
釣れない釣りはつまんないよー。
先週の平日に伊東に来た五目漁師さんと釣りキチ先生が、ブログで渋かったという記事を書いていたのが、チラチラと頭をよぎります。
五目漁師さんのブログ
http://gomoku.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/1-e3ad.html
釣りキチ先生のブログ
http://www.turikichi.biz/2017/01/20/38424/
そうなんだよなー、伊東、確か渋いんだよなー、ボーズ覚悟の釣りなんだよなー。
10時です。
そろそろしびれが切れたので、竿を1本だけに変更して、流し釣り作戦です。
余計な道具は片付けて、アンカーを上げて沖にむかって少し漕ぎ出します。
風が沖から岸に向かって吹く北東風に変わっていたので、風向きはちょうどよい。
沖から岸に向かって何度も流します。
風がちょっち冷たいな。
風が吹いたり止んだりしていて、止んでいるときはいいのですが、風が吹くとちょっと流されるスピードが速すぎる感じです。
パラシュートアンカーがあればちょうど良い感じなのでしょうが、そんなものはない。
2時間くらいやっていましたが、アマダイもイトヨリも来ませんでした。
残念。
12時です。
今度は思い切って浅い場所でやってみます。
・・・何にもきません。
餌がきれいに残っています。
だめだー。
一時間ほどで退散。
結局、朝一番の場所に戻ります。
朝からずーっと粘っている腰痛持ちさんの隣に再びきました。
すると、腰痛持ちさんのところが釣れだした模様です。
おおお、何やら釣り上げているなー。
イシガキダイだそうです。
ウィリー仕掛けで、一番下のエサ針に来たそうです。
いいなーとうらやましく思いながら、市販のアジ仕掛け(カイワリ狙い)でちんたらコマセを撒いています。
ぽかぽか日和で昼寝でもしたいよ。
どーせ釣れねーし、寝ちゃおうかなー、などとつらつら考えていると、おやあ、付けエサのオキアミがかじられているなー。
コマセを詰替えて、静かに投入。
しばらくすると、とん、とんとんとんとんとん。
なにか来ました!
バレるなよ~、何かな~、カイワリかな~と思いながら上げてくると、おお、赤い!
ちょっと小さいけど、マダイでした。
ラッキー。
ちょうど2時でした。
釣れた場所の山立て。
正面
ハトヤホテル側
あとでよくよく見たら、たぶん先週の平日に釣りキチ先生が釣っていた場所とほとんど同じですね。
オーシャンの大将がいうには、本当はもうちょっと伊東港よりがベストなんだそうです。
ということは、腰痛持ちさんがいたあたりかな。
3時に上がりました。
あとで聞いたら、地元のカイワリ名人も大苦戦で、カイワリは1枚のハナダイ1枚だったそうです。
上がるとお店で大将と釣り談義。
オーシャンボートさん、どうもありがとうございました。
心温まるひとときでした。
<オーシャンさんで撮影した本日の釣果>
わたくしの釣果
マダイが34cm、アマダイが32cm。
マダイにアマダイ。
まぎらわしいダジャレのような釣果ですね。
腰痛持ちさんの釣果
イシガキダイ35cm、アマダイ25cm×2。
ほかにもホシザメとイイダコ各1だそうです。
なんだかんだとけっこう釣るなー。
まー今日はボーズ覚悟の釣りでしたから、上出来。
真冬だし、こんなもんで、いがっぺ。
帰りは温泉に入って腰痛持ち先生に伊東駅まで送っていただきました。
今日もどうもありがとうございました。
とても助かりました。
例によって、魚を捌くのは日曜日。
だって土曜日はもう疲れたんだもーん。
帰ってみると大変困ったことに、妻が風邪で本格的にダウン。
娘も熱っぽい。
困ったなー。
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結局、娘は日曜日には復活。
妻は引き続き寝込んでいます。
そんなわけで、お魚料理は本格的に食べるのは明日月曜日の夜にします。
アマダイ一匹とマダイの半身は、昆布しめにします。
昆布しめ、いつもは関西風にほんのりと昆布の香りが移る程度の浅い昆布しめ(昆布に、はさんでおくのは2時間程度)なんですが、今回は富山風にもうちょっと長く昆布に挟んでおく方式にします。
本当は2日くらい冷蔵庫で寝かせるそうですが、今回は1日程度で食べてみたいです。
参考 手前板前
昆布しめのつくりかた
http://temaeitamae.jp/top/t5/bb/sashimi.1003.html
日曜日の夕食。
とはいうものの、やっぱりお刺身も食べたいので、マダイの半身は炙り刺身。
あら汁。
これで息子と娘と三人で夕食です。
30センチ台の真鯛の炙りお刺身、微妙にちょっと皮が口の中に残りました。
もう少し炙るか、皮を引いたほうが良かったです。
でも美味しい。
まだ魚のプリプリ感があります。
アラ汁は激ウマ。
これほどうまい味噌汁はありませんね。
息子、全然食い足りない感を出していますが、おとーさんもちょっとは食べたいんだぞー。(笑)
釣り魚の刺身、ほんとに美味いねぇ。
業務連絡
伊東カイワリ協同組合の取り決めにより、カイワリ君達はお休みだそうです。
納得いかんなー。
脂ののったカイワリ、まじ食いたいっす。
それは次回のお楽しみということで。
伊東、カイワリ大漁でもっと流行ってほしいな。(自分が食べたいから。)
伊東の海はある意味、謎の多い海です。
よくわからん未知の世界という意味では、東京湾の観音崎と双璧ですね。
伊東の海、平坦で大した根のない単純なつまらない、退屈な海に見えるけど、これが意外に全然違う。
そもそもアマダイがそう釣れるわけない。(でも時々釣れる。)
イシガキダイなんかありえない。(はず。)
あの大きくくぼんだ湾は、魚のゆりかごなんですね。(たぶん。)
だから春から初夏には小サバ(サバの稚魚)が嫌になるほどいる。
そしてそれを狙うフィッシュイーターも集まってくる。
釣れるときは、カイワリもヒラメもワラサも信じられないほど押し寄せてくる。
でも期間が短いので、そこが難しい。
今年こそはカイワリ、伊東でたくさん釣るぞ~。(笑)