丙の人って例外なくおしゃべりなので、それがどうしてか考えてみます。
日干が丙の人。
冬生まれで地支に水がたくさんある場合、あるいは天干に壬がある場合。
水は本人から見て官にあたります。
水のイメージといえば静かで落ち着いたイメージなんです。実際、水が強い人ってそんな人が多いです。
しかし、日干丙に限ってはそんな特徴はなく、おしゃべり。周りからも落ち着いた人と見られない(と、本人は思っている)。それはまるで、火の性質。
なぜか。
丙は太陽。
壬、ないしか地支が水ということは、こんなイメージ。
絵文字でいうと
🌅
景色でいうと
☀️
海海海海
水が海面の働きをして、本来、冬の火に強さはないのだけれど、海面が鏡の働きをして、力量にはない火の性質が出ている。
そう思うと、命式を景観として捉えることは重要です。
ではこれはどうか。
🌧️☀️🌧️
癸丙癸
水は水でも癸なので、違いそう。
では、これは?
⛰️🌄⛰️
戊丙戊
この場合は、戊の山の高さが如何ほどかにもよるとおもいますが、太陽が隠れることから、丙の性質は出にくいと思われます。
こう思うと、丙の人は、日干=太陽がどんな状態にあるか、が重要で、五行の強さにはない面が出ていると言えそうです。これらは、丙特有の現象です。