身旺身弱判定の考え方 | イモリンのブログ

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社会人学生で、大都市から田舎に移住してきたイモリンが綴る日記です。

身旺身弱について。

身旺身弱判断って、独学してるとわりとつまるところだと思っています。けど、身旺身弱判断ができなければ、四柱推命の鑑定はできません。
最も曖昧にしてはいけないけど、曖昧です。
僕も、独学してた頃は曖昧でした。


僕は点数計算で身旺身弱を出しています。
要は五行の勢いです。
五行の勢いは月支が決めます。
なぜなら、月支は季節だからです。
12月といえば冬ですよね。冬は寒い。ということは、五行でいうと水の勢いが強いんです。だから、冬は水が強いんです。

月支が水であれば、水が強い。
月支が火であれば、火が強い。
月支が木であれば、木が強い。
月支が金であれば、金が強い。

注意すべきは、月支が土の場合です。
これは、土用の生まれかどうかを見ます。
土用の生まれであれば、土が強い。

土用でない場合は、以下の通りです。
辰→木が強い。
未→火が強い。
戌→金が強い。
丑→水が強い。
これも季節に由来します。

半会や三合の関係があったとしても、季節は変わりません。

たとえば、5月生まれだったとします。
5月は巳の月です。
その人が命式に三合金局を持っていたとします。
では、その人が生まれた瞬間、一瞬だけ5月が秋になったのでしょうか?あり得ませんよね。それと同じです。

5月は夏です。
巳の月生まれです。
夏ということは、火が強い季節です。
火が強い季節で、例えばその人が火の人だったとしましょう。すると、日干は勢いがあることになります。
だから、こういう場合、身旺の場合が多いです。
逆に、夏の水は弱いです。水がすぐ乾くことから、こういう想像は容易につくと思います。
だから、巳の月生まれで水の人だったら、日干には勢いがないことになります。こういう場合は、身弱なことが多いです。

逆に、同じ火の人でも、冬の生まれだったとしましょう。
冬は水が強い季節です。冬は寒い。だから火は弱い。
火の人だったら、身弱なことが多いです。
逆に水の人だったら、身旺なことが多いです。

いま、………なことが多いです、といったのは理由があります。それは、命式は日干と月支だけではないからです。
例えば、夏の生まれで火の人だとしても、周りに違う五行がたくさんあれば、身弱や身中になることもあります。命式全体がその人です。日干はあくまでもその人の魂です。その人は魂だけではありません。

この点が適当ではいけません。だから、四柱推命では時柱が重要です。

このように書くと、四柱推命は五行の考え方が重要なことがおわかり頂けるかと思います。
身旺身弱も、要は五行の勢いを見て判断しているということです。