前回の授業 立体感を出す反射光の観察をしよう。
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デッサンを描いていると誰もが、
近視眼的になってしまう経験が有ると思います。
先生や講師の方に、
「もっと客観的に見て!離れて見て!」
と言われたことがあるのではないでしょうか?
デッサンでも絵画でも立体作品でも、
客観的に見る事が必要です。
ほとんどの場合自分だけが作品を見るのでは無く、
作品は他の人に見てもらう為に作る訳ですから。
という事で、デッサンについて客観的に見る方法をいくつか書いてみます。
① 作品を離して見る。(2〜3メートルほど離れて見る。)
→→→ 構図や形の狂いや違和感、大きな光の方向性、陰影、空間性などが見やすい。
② 目を細めて見る。
→→→ 細かい部分がぼやけるので、大まかな陰影や形などが見えてくる。
③ 片目で見る。
→→→ シルエット的に正確かどうか見やすい。
④ 鏡に映して見る。
→→→ 強制的に客観的に見る事によって、違和感をあぶり出す。
⑤ 複数の他の人の作品と並べて見る。
→→→ 人の作品と並べて見ると、作品が目立つか?構図はどうか?描き込みの密度はどうか?
など、問題点が見えてくる。(目立たないならまだまだ。)
以上、5つのパターンを書きましたが、
どれも並行して行うとより客観的に見る事が出来ます。
色々と試してみて下さい!
次回授業 (応用編)平面構成やイラストのコンセプトとアイデアの考え方
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