デッサンの授業17・絵を客観的に見る方法とは? | 森田洋美の絵描き日記

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主に活動内容や展示会のお知らせ、作品制作について書きます。
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・保護猫4匹居ます。(キジ♀16歳、茶トラ♂16歳、サビ♀7歳、白♂2歳)
・イモリ歴32年。
・麻雀歴34年くらい。

前回の授業 立体感を出す反射光の観察をしよう。

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デッサンを描いていると誰もが、

 

近視眼的になってしまう経験が有ると思います。

 

先生や講師の方に、

 

「もっと客観的に見て!離れて見て!」

 

と言われたことがあるのではないでしょうか?

 

 

デッサンでも絵画でも立体作品でも、

 

客観的に見る事が必要です。

 

ほとんどの場合自分だけが作品を見るのでは無く、

 

作品は他の人に見てもらう為に作る訳ですから。

 

 

という事で、デッサンについて客観的に見る方法をいくつか書いてみます。

 

 

① 作品を離して見る。(2〜3メートルほど離れて見る。)

→→→ 構図や形の狂いや違和感、大きな光の方向性、陰影、空間性などが見やすい。

 

 

② 目を細めて見る。

→→→ 細かい部分がぼやけるので、大まかな陰影や形などが見えてくる。

 

 

③ 片目で見る。

→→→ シルエット的に正確かどうか見やすい。

 

 

④ 鏡に映して見る。

→→→ 強制的に客観的に見る事によって、違和感をあぶり出す。

 

 

⑤ 複数の他の人の作品と並べて見る。

→→→ 人の作品と並べて見ると、作品が目立つか?構図はどうか?描き込みの密度はどうか?

   など、問題点が見えてくる。(目立たないならまだまだ。)

 

 

以上、5つのパターンを書きましたが、

 

どれも並行して行うとより客観的に見る事が出来ます。

 

 

色々と試してみて下さい!

 

 

 

次回授業 (応用編)平面構成やイラストのコンセプトとアイデアの考え方

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デッサン授業記事 まとめ、一覧

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