またしても、だいぶ更新が空いてしまいました・・・

 

やはり、小学生になったからといって、突然、手が離れる訳でもなく、4月の入学式以降、

それなりに大変でした。特に「通学」と「生活スタイルの激変」の2点が、働く母親に

とっては大きくのしかかる要素だと思います。

 

Ms.Mの学校は、親の出番が少ないと言われており、PTAもないし、学童との両立が

軌道に乗れば、結構、スムーズにいくのではないか、と思っていたのですが、やはり

最初の数週間は付き添わなくてはならないし、入学式の後、数日間は午前中で学校が

終わるので、その間、学校や、学校付近で待機しなくてはならなかったり、仕事を調節

したり、義理の母にヘルプを頼んだり(私の両親は高齢で当てにできないので・・・)、

何だかんだ、怒涛の日々でした。

 

本当に、「立っているものは姑でも使え」の実践です(笑)。

 

GWが開け、ようやく、べったりな送迎時期も終わり、やっと、私もMs.Mの通学に合わせ、

一緒に家を出、途中で別れるということができるようになったので、子どもが私学に通う、

働く母親は、本当に4月が正念場かもしれません。

 

さらに、保育園時代より、親は2時間、子どもは1時間半、起床時間が早まり、これも最初は、

かなりキツかったです。一瞬、あんなに情熱を注いだ受験準備のことはすっかり忘れ、

「あ~近所の公立にしておいた方がよかったかも」と思うほど、慣れるまでは大変でした。

でも、Ms.Mと共に家を出る生活に慣れると、これまでより、出勤時間が2時間ほど早まり、

朝、ほぼ誰もいないオフィスで、これが、非常に仕事がはかどりまして・・・

 

まあ、そんなメリットもある訳で、仕事を持っている以上、これまでの保育園時代とは全く

違う生活に心身が慣れるまでは、相応に大変ではあるものの、そこは何とか「期間限定」と

割り切って、仕事にも好影響!と思うくらいの気持ちで、乗り越えて頂きたいと思います。

 

ところで本題の「受験体操」ですが、既に、幼児教室に通っている方はご存知だと思うの

ですが、私、最初は全くの無知で、普通の体操と、受験体操の違いがよく分かっていません

でした。いわゆる「運動神経のいい子=受験体操に強い子」と思っていたのです。

 

でも、受験体操のクラスを見学した時、その内容にびっくりしました。確かに、跳び箱や

ゴム段など、運動神経が物を言う要素もあるのですが、それよりもまず、「姿勢」「指示の

聞き取り」のプライオリティが高かった!先ずは列に並んだ時の「佇まい」、そして、

先生の指示通りにこなす「正確性」が重要なのだと実感しました。

 

勿論、それにスピードが加わればベストなのですが、速くても雑に見えてしまったり、

姿勢が微妙だったりすると、先生の評価は良くありません。超難関校であれば、1000人を

越える候補者がいるのですし、考査も流れ作業的にせざるを得ない中、ぱっと見た時の

印象、それは容姿の良し悪しというよりも、姿勢を含む、全体的な雰囲気が、何だか他の

子どもと違っている、というのは、実は、小学校受験において、大きな強みです。

 

これがいわゆる、「光っている子」というのかどうかは分かりませんが、どの子どもも、

それなりに幼児教室などで訓練され、スキルや能力に大きな差がない場合、何となく

「あれ、この子、ちょっと他の子と違うな」と思ってもらえることは、大きなメリットです。

 

びしっとした姿勢、ふらふらする子どもが多い中、微動だにしない体幹、笑顔、目線、

手先・足先までしっかり伸びている良い緊張感・・・そういった様々な要因が、他の

ライバルたちに差を付けるのかもしれません。

 

そして、受験体操においては、何よりも「自分で考え、判断・行動する力」が問われて

いるように思いました。

 

大人でも覚えるのが大変なくらい、複雑なサーキットがあった時、途中で止まってしまう

場合もあります。ただ、そこで迷って止まってしまうのではなく、最後まで自信を持ち、

自分を信じて、堂々とやり切る、また、間違いに気付いた時は、もじもじしないで、

間違ったところに戻ってやり直す、それで全然、良いのです。

 

体操の考査で、テスターは、決して、運動神経の良さを見ているのではありません。

隣の人を見たり、真似をしたりせず、自分を信じ、自分で判断し、行動をしているか、

しっかりと前を見据え、姿勢よく、堂々としているか、全力を出し切って頑張っているか、

そういうところをチェックしています。

 

学校は、アスリート養成所ではないですし、色々な子どもに集まって欲しいと思っている

のだから、運動神経抜群の子どもを選抜しているのではありません。現に、受験体操の

教室には、何らかの大会で優勝をしているような子や、ずば抜けた運動神経を持つ子も

いましたが、その子たちの評価が高いか、というと、決してそうではありませんでした。

 

あくまでも、サーキットや模倣体操などには、子どもの人間性や判断力・行動力、その

家庭での教え(自分から間違いに気付けるか、間違いに気付いた時にどうするか)が

透けて出るのだと思います。

 

実際、Ms.Mに入学後の体育の授業の様子を聞きましたが、リレー1つにしても、速い子も

遅い子もいるし、逆上がりや縄跳びも、出来る子も、まったく出来ない子もいるようです。

さらに、子どもたちも、元気な子、大人しい子、通学も1人で黙々と通う子、友だちと一緒が

好きな子、本当に色々です。

 

そう思うと、受験体操は、運動神経や運動能力ではなく、子どもの「根本的な性質や性格」

を見極めるものなのだ・・・と思うのです。