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あるナンパ師の日常

2016年年初に1年交際した女性との結婚の話が流れた37歳。
それを機にナンパ師を目指そうとする男の日常。
略してあるナンパ師の日常。

50分近く話したのちに、精神科医は言った。


「で、どうしたいのですか?」


それまで混乱してもつれた糸を解すかのように語っていたが、


いざ自分がなにを目指しているかと聞かれると、まるではっきりしなかった。


4年前、2012年はゴールデンウィークも過ぎた梅雨のころの話である。


仕事に行き詰まり、モバゲーに現実逃避していた頃の話となる。




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そんな風なやり取りがかつてあったことを思い出していた。




で、どうしたいのですか?




それを明確にしておく必要がある。


要は自己分析。




「分析する自己と分析される自己が分裂してしまわないですか?」




という哲学的な疑問はとりあえず脇へと置いておこう。




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どうしたいのですか?




とりあえず今は、興味のあることは何でも手を出す人間になろう、と日々過ごしている。




知り合いだがまだ友人ではない某アパレル企業の選んだファッショニスタの趣味が釣りだと聞いて、


次回会う時には名刺を渡すついでに釣りのスターターキットの選び方を聞こうかと思っている。


あるいは、先々週末にガールズバーでダーツをしたらコテンパンにやられてテキーラ飲まされたので、


マイダーツを買ってダーツカフェに通っている。


で、今月から再開したヒトカラで自分の歌を録音して聞いたら死にたくなったので、


音楽教室のボイストレーニングにも通うようになった。


あと、ひげの脱毛を始めた。


ほかに、指の毛の処理をしていると、女の人と話すときにどうしても指先に目が行く。


そして指毛の生えている人を見ると、「あぁ、おおらかな人なのだな」


なんて口には出さないけれど思ったりもしている。


よくガールズの言う「清潔感」というのは、自分がケアしている当たり前のことを


鏡を見るように相手にも投影してみているのだな、というのが実感として分かった。


どれも今月に入っての話である。




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どうしたいのですか?




いいですか。このことを忘れてはいけません。あなた方一人ひとりの大事な一回こっきりの人生ですからね。一回こっきりですよ。二度も三度も生まれてこないんですから、一回こっきりの大事な今日このときだよ思うんですよ。こんな大事なときに、あしたもあればあさってもあれば、きのうもあったし、きょうなんてどうでもいいや、ではダメなんです。この一回こっきりの自分というもの、自分のいまの世界を本当に大事にしてください。ほかのことは忘れてもいいから、あなた方の生きているという大事さを、今度寝るときに一人でよく考えてください。




これは辻邦生が「言葉の箱」の中で口にした言葉である。


とても大事な言葉なので、紙に書いてここ2年仕事場の一番目につくところに貼ってある。




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で、どうしたいのですか?




自己分析の定番、将来何になりたいか、3年の目標は、1年の目標は、あなたの売りは、


などということは10日前ノートに詳述した。


それとは別に、




・興味のあることはとりあえずやる


・その中から自分にあったものを追及する


・理想的な人間関係はあり得ないと知る


・その上で他者と全力で絡む




この4点を現在進行形で意識しながら今月は生きています。


なぜって、過去は過ぎたことだし未来はまだ来ていないから、今しかないから。






「いやね、ですます調とである調の混在は国語的におかしくないか?」




という非難を受けるかもしれない、いやむしろ以前趣味で小説を書いていた時に友達に指摘されたことがあって、それはいいんだよ、門下生3000人がいたという佐藤春夫の「好き友」という随筆を読んでごらんよ。日本語はそんなに窮屈じゃなくて、自由に書いていいんだよ。


なんてことを思い出しました。笑

昨日21時過ぎ友達と刺身をつつきながら駅前で飲んでいたらナースさんからラインで


「今から遊びに行ってもいい?」


との旨。


※ファッションの話はまた次回で。w




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ディックヘッドなのでドリンクを芋の水割りからウーロン茶に変えて友人と交渉に入った。


高校卒業以来の再開だし話すネタは次から次に出てくる、しかしおれは譲れなかった。


そいつもネゴシエーションを仕掛けてきた。


「店に呼べよ、三人で飲もうぜ」


とりまそう伝えると、女の子は嫌がる素振り。


3秒考え、


「22時には店を出るからと伝えるぞ」


と話すと、


「いや、22時1分だ」


そんなおバカなやり取りが続く。




友は結婚して長く、今年飲みに出たのも2回目と言っていた。


昼過ぎに家を出る前は、今日は友との歓談に闖入を許すまいと誓っていたものの、


「や・り・た・い」


という本音を押し通してその飲み会を1時間早く解散させた。




それからどうその女性の運転する助手席に乗り込んだかは端折るとして、


人見知りだというその人に二、三話していた。


「人見知りをさ、治す方法があるんだよ。


まずは、相手の目を見る。あとは、口角を上げて。


これで、この人はちゃんと私の話を聞いてくれるって相手は勝手に思ってくれるから」


とかナントカ話していた。




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「どうにも人見知りである。」


こう書くと、吾輩は猫であるっぽいな。


「どうにも人見知りなのです。」


これは太宰の告白体の文章みたいで面白い。




そんな独り言はともかく、昨日の昼前、リビングと廊下を仕切るドアに三フレーズ書いた紙を貼った。




・話すときは相手の目を見る


・なるべくゆっくり話す


・口角は上げて




要は、昼間自分に言い聞かせていたことをシャイな女の子に話していただけのこと。




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「なんでその年でそんなに女が好きなんだろうな」


別れ際友がぽつりと言った。


――ひとりの時間が、おれはもう、いやになったんだよ。


そんな風なことを答えていた。




チャールズ・ブコウスキーがなにかの詩で言っていた。


孤独よりも悪いものがある、と。


なんだと思う?


何十年も経って手遅れだと気づくこと。


そして、手遅れだと気づくことより酷いものはない。

ファッションの話をする前にいくつか。

今日は筋トレについて。



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筋トレをなぜしようと思ったか。

有名なナンパ本「ザ・ゲーム」にジムに通えと書いてあったからか。

そうではなくて、去年の10月元カノの友人から間接的に、

「太ったよね」

と聞かれてさすがにヤバいと思ったからというのが一つ。

もう一つはテストステロンの分泌を増やすため。



テストステロンは男性ホルモンの一種。

筋トレで増えると聞いた。

そして、おれの仕事と同業で仕事のできるやつはテストステロンの分泌の多い人間が多いと聞いた。

そして、体脂肪率が10%前後の時にテストステロンの分泌はピークだともどこかで読んだ。

んで11月のある日彼女と喧嘩してタンパク注射ができずさまよい、体内に溜まったエナジーを放出する先として、

「じゃあやってみよう」

と思ってジムに通い始めた次第。



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ちなみにテストステロンの分泌はオナ禁でも増えるようだ。

オナ禁7~9日目で分泌が40%ほど増加しそれ以後横ばいが続くと聞いた。

現在11日目。

先月末からオナ禁を始めて2回一人で抜いた。

(ちなセックスはノーカンね。)

どうにも元カノとやっちゃうと翌日抜きたくなるようで、その善悪はともかく、

もう会うことはないだろうから抜くこともないと思っている。