コロナ陽性が1日。 待機期間5日と考えて

解除は6日頃と思っていたのに

熱が全然下がらず面会解除にならなかった

 

前日の8日に訪問医から連絡があり

ウイルスの量もかなり減ってきてるので

熱は脳腫瘍の影響かもしれない

9日に病院の医師全員で話し合う予定

結果を連絡すると言われていた

きっと面会解除になると思うと・・・

 

なのにその連絡は緊急連絡だった

 

病室に入ると

パパはシーパップと酸素吸入

鼻には呼吸を補助する管が入ってる

経鼻経管の管と同じ場所に入っていて

まるでピンが刺されてるようで

見た目がすごく痛々しい

 

後で調べると【経鼻エアウエイ】という名前

 

とても苦しそうに体全体で息をしている

暫く見ていて…義父に連絡しようと思った

子供達にどう思うか?聞いたら

全員連絡した方がいいと・・・

 

義父に連絡した

外出先だった義父は行ってもいいかな?と

 

病院はまだコロナ警戒態勢

面会や看取りは3人まで

もう既に1人超えてる

病院に確認しなくてはいけないと伝え終話

 

私達が入室した時、酸素飽和度は90

医師の話だと60くらいに下がったが

ここまで持ち直したと・・・

体内の二酸化炭素の値が多く

吐き出せていない状態

意識も朦朧としている

 

シーパップが外されて

酸素マスクのみになる

 

看護師から

「院長が皆さんにお話をしたいと言っている

 後ほど別室にご案内します」

 

子供達が声をかけパパを触る

パパは気道を確保する為

胸を持ち上げるように寝かされている

鼻に刺さったように見える管

声をかけても反応がない

 

看護師に義父を呼んでいいか?
確認をお願いした

 

医師も看護師も退室し私達だけになる

パパの指に付けられた

パルスオキシメーターを何度も覗き込む

時々下がるけど90には戻る

 

パパの呼吸はとても辛そうで

でも私達は出来る事がなくて

私達はどうすればいいのか?

ただただ見守るしかない状態だった

 

また 次に続きます