私達家族は未だ

パパが亡くなった感覚がありません

ふと玄関を開けて会社から帰ってくるような

そんな錯覚を感じる事もしばしば

 

子供達に聞いてみても

みんな未だ感覚がない感じだと答えます

10月が経ったとは不思議な感覚です

 

4・5カ月前に甥から連絡を受けました

「家族で結婚式に出席して欲しい」

 

私達夫婦が結婚した時、甥は2歳

お互いの家も近く

小さい頃はよく遊びました

また私達の子供達と年齢も近いので

関り多く過ごしてきました

パパは甥の事をとても可愛がっていました

 

甥は昨年挙式予定でしたが

花嫁が体調を崩し入院してしまい

挙式が延期になっていました

でも式場の延期可能な期限が迫っていて

期限迄でこの日しかおさえられなかったと

偶然にもパパの10回目の月命日と同じ日

 

我が家は喪中だからと躊躇する私に

甥が言いました

 

「僕の事を本当に可愛がってくれて

 第二の親父言ってもいい存在なんだ

 ○○くんの写真を持って

 家族で出席して欲しい」

 

2024年6月23日

家族で甥の結婚式に出席しました

 

花嫁の親族にどのように説明しているのか?

そんな事も気になってしまって

チャペルでは少しだけしか写真が

見えないように写真を手に持って参列

 

披露宴ではテーブルに写真を置きました

花嫁の親御さんが私達の席に来られて

「話は聞いています。

 ●●君(甥)がとても悲しんでいるのを

 いつも見ていました。

 今日は出席してくださってありがとう」

とおしゃってくださいました

 

パパの写真の前にもケーキが運ばれてきて

甥の気遣いがとても嬉しかった

 

とても輝いている新郎新婦

両親とのやりとり

涙がいっぱい出ました

我が子達も感動して号泣です

 

新郎の生い立ち紹介のスライドには

子供の頃の甥とパパが一緒に写ってる写真も

懐かしく嬉しく涙が出ました

 

新郎新婦と子供達(いとこ達)が写真を撮る時も

甥がパパの写真を持って撮影

 

こんなにパパを思ってくれて甥に感謝

理解していただいた

花嫁さんに感謝

親族の方々・列席者・式場の方々に感謝

 

パパが出席したら

きっと一番泣いちゃってただろうなぁ

家族全員で出席できて良かったなと思いました

涙と感動の月命日でした

 

若い二人に幸多からんことを祈っています!