お花の世界の不思議発見。 | imokoの「葛飾の花散歩」

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シニア生活をみずみずしく、楽しむために。
俳句、フラダンス、芝居、寄席、クラシック好き、この指とまれ~♪

今年は、すてきな朝顔に、なかなかお目にかかれません。

出歩く時間帯に問題があるのかしらん。

 

 

慶応高校が優勝しました

丸田選手の1回の先頭HRがまず、すごかったし、2年生右腕の

小宅雅己(おやけ・まさき)選手の、前回の完封試合に続く

活躍も、胸を熱くしました。

107年ぶり2度目の優勝でした。

きりっとして一途で、相手校に拍手を送る強豪校仙台育英の選手

たちもすばらしかった。

彼らがいて、刺激をもらってこそ、名プレーが生まれ、印象深い

試合となりました。

 

正直、甲子園の高校野球をみてきたわけではなく、むしろ、ニュースで

見るくらいが関の山だったのに、なぜか、釘づけになってしまいました。

慶應といえば日吉。

そのお隣ともいえる大倉山に、1年ほど住んでいたこともあって、

なじみがあったし、大昔だけれど、慶應ボーイは、女子校生徒に

とっては、あこがれの的だったっけ。

 

我慢、根性、涙のワードよりも、多様性、さわやか、笑顔といった

印象にも、新しい高校野球の姿を感じました。

 

オシロイバナ

暑い日中は、花をとじているせいか、息長く咲いています。

特に、黄色の花びらに、蕊の先の赤いヤク(葯)とのコントラストが

なんともかわいらしいですね。

 

 

 

(混色にもなります)

 

この花の不思議は、4時ごろからの開花時間

夜の昆虫を香りで誘い,受粉効率をよくしています。

それに加え、花びらがない花だということ。

赤や黄色の鮮やかな花と見えているのは、色づいた萼。

夜の昆虫は香りで誘うという,受粉効率のよい花です。

 

百日紅

ヒユ科の園芸種。

赤、ピンクの濃淡、白と多様な色が、心をつかみます。

 

 

 

 

 

実は名前と違って、一日花

どんどん花びらは下に落ちているのに、どの枝先も、いつも美しい

花が咲いている印象なのは、丸い蕾が待機して、出番を待っているから。

次から次へと散っては咲き、散っては咲きます。

遠目からみれば、百日も咲いているように感じられるのですね。

 

そして、このフリルの花びらに、緑と黄色の2種類の雄しべが

存在すること。

わたしたちが注目するのは、短くて黄色い雄しべの方ですが、実は、

地味な緑色の葯(やく)を持つ雄蕊しべが存在するんです。

短い、黄色の蕊のほうは、花粉は出すものの、それは肝心の染色体を

含んでいない、虫をおびき寄せるためだけの、見かけ倒しの二セ花粉。

受精に役立つのは,もう一方の目立たない長い雄しべが出す花粉だけ。

いろいろ、仕掛けがあるんですね、

百日紅と書けども、一日花~。

 

センニチコウ(千日紅)

開花期が千日?

ちがうんですよね。

第一に、お花は、この丸いかたちのものじゃないんです。

そこの隙間から顔を出す、黄色の小さなポツポツが、お花。

 

 

お花は10日ほどしか咲きません

わたしたちが、花と見ている紫色のものは苞なんですね。

千日紅、だなんて、まぎらわしいネーミングです。

でも、違和感なし。