冬の華・サザンカが咲き出しました。 | imokoの「葛飾の花散歩」

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花がすっと引いたように、色が褪せた街に、ぽっと、

明るく火が灯されたように咲く山茶花。

思わず、笑顔がこぼれてしまいます。

 

サザンカ(山茶花)。

 

日本の固有種というのですから、ちょっと誇らしい

気がします。

まず山茶花の一番目といえば、のサザンカですね。

うちの近辺でも、まず、白いサザンカが、大木に

いっぱい花をつけました。

 

 


 

ツバキ科ツバキ属の常緑低木。

基本的な性質はツバキ(Camellia japonica)と似ていますが、

花弁は基部で合着しないので、花が終わると1枚ずつばらばらと

散るところが、ツバキとのちがいですね。

 

 

 

 

花首からぽとっと地面に落ちるツバキとどちらが好きかと

いわれたら、風情の点では、ツバキ。

きりっとしていて、ドラマチックな印象ですから。

でも、ツバキの花のように筒状にはならず、花も平たくて、

愛らしいのが、サザンカ。

耐寒性があり、いっぱい花をつけ、長く咲くこの花も、

かわいい。

 

ツバキは早春から春にかけて咲き、サザンカの野生種は、

10月から12月に、ツバキに先駆けて咲きます。

 

 

サザンカというと、思い出すのが

大川栄策さんの「さざんかの宿」

誠実そうでひたむきな印象の大川さんが歌う、人妻に恋して、

密会するという、ちょっとミスマッチな世界観。

不倫にはきびしいはずの主婦たちでも、妙に、心をつかまれて

しまったのは……。

こうした切ないシチュエーションを、大川さんが歌ったところが、

かえってよかったのでしょうね。

サザンカが、ただの可愛い花ではないという感じも新鮮でした。

 

 

 

 

 

作曲は市川昭介さん、作詞は吉岡治さん

1982年8月1日に発売された大川栄策の32枚目のシングル。

累計180万枚の売り上げを記録。

大川さんにとって13年間の苦労の末の大ヒット。

その長い間の苦労がにじむような、鼻にくぐもったような声。

 

 

 

さて、いよいよ第8波かといわれるほど、コロナの新規

感染者が、全国に、増えはじめました。

行動規制なし、外国人観光客も入ってきて、このくらいの増加は、

さもありなんですが。

 

インフルエンザ接種も欠かせないとか。

コロナワクチン接種も、早くせよ、とけしかけてきます。

今回は無料ですから、積極的に受けようとは思いますが、

有料化になったら、もう打つ気がなくなりそう。

 

今月5日、愛知県愛西市の集団接種会場で、新型コロナ

ウイルスワクチンの4回目の接種を受けた42歳の女性が

接種から5分後に「息苦しい」と訴えて倒れ、救急処置を

しましたが、その後死亡

 

アナフィラキシーショックを起こしていたとの見解ですが、

4回目の接種にして、こういうことが起こったというのが、

こわいです。

この日、女性は、体調があまりよくないと話されていたとか。

体調がいまひとつ、というときには、接種すべきでは

ありませんね。