さらば、うるわしき五月。 | imokoの「葛飾の花散歩」

imokoの「葛飾の花散歩」

シニア生活をみずみずしく、楽しむために。
俳句、フラダンス、芝居、寄席、クラシック好き、この指とまれ~♪

五月も今日でおわりです。

コロナ、コロナの外出自粛で、あっという間に過ぎました。

バラ(薔薇)が、一年のうちで、一番元気に華やいでいた五月。

紫陽花に主役をバトンタッチする前に、アップしていなかった

バラたちの写真を載せたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

木立性、ツル性、半ツル性と、バラの姿もいろいろですが、

それぞれに美しいですね。

ツルといっても、バラのツルは、朝顔のように自力で巻きつく

わけではないらしく、塀やアーチにからませてあげるのだそうです。

  

 

 

 

バラは、2万種もあるそうです。

人とバラの歴史は古く、約4,000年前には園芸や食用、香水の

原料として栽培されていたといいます。

日本をみると、万葉集に、ノイバラが登場

平安時代になるとすでに中国から四季咲き性のバラがもたらされ、

江戸時代にはいくつかの種類のバラがあり、

明治維新で外国との交流が再開されると、バラもたくさん日本に

入ってきたのですね。

バラというと、西洋の花という印象がありますが、日本にも、

古くからあったとは……。

 

ちなみに、世界を見ると、1867年・最初のハイブリッドローズ

ラ・フランス」の誕生し、以後に品種の掛け合わせが生まれ、

「ラ・フランス」以前のバラをオールドローズ

それ以降をモダンローズと呼びました。

 

「ラ・フランス」って、聞いた名前だと思ったら、そんな名前の西洋梨が

ありましたっけ。

 

 

新型コロナウイルスの感染者2ケタ。

さて、東京都は30日、が新たに14人確認され、2人が死亡

したと発表。

1日あたりの感染者数が2桁となるのは、5日連続

これで都内の感染者は計5231人、死者は計304人です。

 

6月の句会、流れました。

こんな、不安定な数字を見ているせいでしょうか、句友のTUさんと

手分けして、メンバーに、句会をする旨の連絡をしたのですが、

電車に乗るのが不安とか、感染して職場に迷惑をかけられない、

咳き込み、熱がありそうな水道屋さんが工事にきてから不安、

体調がよくないとか、マイナスな声が多く届きました。

なにしろ、年齢がみんな高いですから、ステイホームから抜け

出すには、勇気がいるのでしょう。

テレビはやたら、リモート出演による番組ばかり。

 

結局、6月の句会は中止になりました。

 

3密を避けて、マスクをすればとおもったのですが、安心して

出席できる保証がないですから、仕方ないですね。

今後もみんなで集まれるのか、それも心配になりました。

せめて、シューマンの「うるわしき五月」(「美しき五月に」)

を聞いて、五月にお別れしましょう。