退院はしたものの、数日過ぎた頃から、また不眠症、倦怠感、食欲不振、


思考抑制、入浴、家事ができなくなった。


病院の規則正しい生活から、自分の生活スタイルに戻ってしまった。


ビールや焼酎を飲むようになってしまし、就寝も24時を過ぎることもあった。


朝食も作るのが面倒で、昼食にカップラーメン類を食べていた。


何をするのにもおっくうになり、一日中、横になったり、昼寝をするようになった。


『うつ病』は簡単には治らない病気だ。


病院に入っている人は、10年もいる人や、6年入っている人も多く見受けられた。


そんな人と話をしたのだが、『うつ病』っていう感じではなかった。


人から聞いた話だが、帰る家もなく、病院にいるという・・・。


外来の患者さんは、毎日多く、みんな暗い顔をしていた。


入院を希望する人が多く、常にベッドは満室状態であった。


私も退院して自宅に帰ったが、またイライラや、身体のだるさ、などを感じていた。


やはり退院は早かったのだろうか・・・。もう少し入院しとけば良かったなどと思う。


病院は元のクリニックに戻って、先生と5分ぐらいの診察(状況内容の把握)だった。


精神科の診療内科は、話を聞くだけで、血圧などの治療はない。


ただ薬の調合だけの診察だった。


仕事をするにもなんだか身体が思うように動かない。


しかし、この状況をなんとか乗り越えなければならないと言うあせりがあった。


それは借金があったからだ。そのことが自分には一番、苦痛なことだった。


生活保護中では仕事ができるには、保護費が支給されない。


もし、仕事をして収入が発生したら、報告をしないとならない。


そんなこともあり、常に気分が優れなかった。


                             つづく



病院での生活は、何ひとつ不自由なく治療に専念できた。


ただ就寝が早いのが、気にかかっていた。いままでは0時くらいに寝ていたので、


21時の就寝になれるのが大変だった。


一応、睡眠剤をもらうのだが、眠りが浅い時は、朝方の3時までは、睡眠剤を追加してくれる。


当直の看護士も1時間おきに部屋をまわって安全を確認する。


私は、昼寝をすると、夜が眠たくならないので、なるべく昼寝はしなかった。


病院食も毎日変化して、3食を美味しくいただきました。


たまには、刺身が出ることもあって、自宅での食事とは大違いです。


そして、体重が2キロ増えた。


自宅ではほとんどシャワーだが、病院には10人用の風呂があり、


ゆっくり心身ともにリラックスでき、湯船につかることができた。


洗濯物はテレビカードと共用なので、先日借りた2,000円の中から使った。


1,000円でカードを買い洗濯は100円、乾燥も100円である。


あの時に2,000円借りた、ケアワーカーには感謝している。


退院の日にちが決まった。11月20日。


何故に1ヶ月以内と言うと、生活保護費から病院の入院費が


差し引かれて、生活保護費が半額になり支給されることを知る。


ケアワーカーはそこまで計算して私のことを心配してくれていたのだ。


身体のだるさや、食欲もでてきたので、11月20日に病院を退院した。


                                 つづく

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入院生活が始まった。食事療法、作業療法、心理テストなどのメニューがある。


一番はやはり食事療法だった。毎日、1食しか食べていなかったので、


3食出て食べるのには、すべてを食べれない。胃が小さくなっている為だろう。


しかし栄養士が考えてくれたメニューは、いままで口にしないものだった。


朝から、ごはん、味噌汁、小鉢、鮭の焼き物、バナナなどが出る。


カロリー計算してくれているメニューだった。


毎食前に飲む漢方薬、そして食後に飲む薬など、看護士にすべて確認して飲用する。


心理テストは毎週あった。


どうして、このような病気になったのか、そのプロセスを聞かれる。


それを元に記入方式のテスト用紙を書かされ、問い詰められる。


自分の『うつ病』に関して、心理を聞かれた。


部屋の人たちとも、だんだんと、会話を交わすようになった。


毎日が身体がだるく、仕事にならない人、くも膜下出術して入院した人


睡眠が取れなく、入院した人、人それぞれの『うつ病』である。


病院内では喫煙するところがなく、病院の入り口にタバコを吸う人たちが


集まるところがあり、そこでそれぞれの知りえた情報を交わす場所であった。


朝食が7時半なので、外出許可が出るのは9時からなので、一斉に出てタバコを吸いに行った。


しかし、土曜・日曜は、自動ロックがかかっているため、帰ったら毎回、ドアホーンを解除してもらう。


だから、みんな3本ぐらい、立て続けにタバコを吸う人もいた。


あとは自由なので、昼寝する人もいる。私は昼寝をすると夜がねむれないので


なるべく昼寝はしないようにした。


病院の食事も毎日変化があり、美味しくいただきました。


『うつ病』だけの病棟、それぞれ皆さんと仲良くなった。


                               つづく