飯田にワイナリーが出来るまでアートディレクション
飯田にリニア新幹線が通る、と聞いたのは何年前だったでしょう。
そこから飯田市は変わり続けてきました。
古いモノをとても大切にしながら、情報を発信し続けてきた飯田市。
そこにワイナリー(ワインの醸造所)が出来るということで、
「デザイン面の相談役」としてアドバイスをさせていただきました。
最初「壁画か欲しい」ということで、アイデアスケッチを出しました。
画家ジョルジュブラックの版画を多数コレクションするワイナリーオーナーにちなみ、ブラック風の壁画を提案しました。
いろいろなアイデアを提案しましたが、予算の関係やら何やらでボツになること数回。
黒サビで覆われたレトロな建築金物「ロートアイアンをふんだんに使う」というプランはGO!となり、このワイナリーはロートアイアンで飾られました。
こういうヤツですね。いやあ素敵感マックス(自画自賛)
ブドウ畑から見下ろす飯田市街。なんという素敵な場所なのでしょう?
その飯田市、天竜川の惠みの中に、ワイナリーは建設されました。
床は組木細工。
そしてさらに私は、ライティングのアドバイスなども行いました。
採用されたり、されなかったり、であるものの、
一応、素敵なワイナリーが完成まで漕ぎつけた、という形です。
ご覧いただき、ありがとうございました。