3.11のその時、私は2歳児クラスの担任で、
事務所でミーティングの最中でした。

 今まで感じたことのない揺れに、
一緒にミーティングしていたスタッフみんな、
一斉に子どものもとへ走り、駆けつけました。

 地震が来たらすぐに、ドアを開ける…。
そんなことは毎月の避難訓練でやっている。

 でも、この3.11は、開けたはずのドアがガンガンと戻ってくるほどの揺れ…。
避難訓練通りの行動なんて、できない。

そんな中、いつもは、おふざけして騒いでいる子どももみんな、親が迎えにくるまでの長い時間を、大人のことを信じて誰もふざけず、避難待機する姿に涙が出てくる。

保護者も保護者で、どうにかお迎えにたどり着いて子どもの顔を見た時の安堵の表情…。

そこには、日常の悩みはあるにせよ、
目には見えないしっかりとした愛と絆。


… あれから9年。

 水が出る。
 電気がつく。
 お風呂に入って、眠れる家がある。 
そして、家族がいる。

 それだけで、何て幸せなことか。

今はコロナ禍、新しい不安の中、
 トイレットペーパーがお店にないくらい、
大丈夫。
 困ったら、お隣さんに声をかけよう。
みんなで助け合おう。


困った時、不安な時、そんな時こそ、
人の優しさに深く触れる時。
不安でトゲをだすより、
優しさに触れた方が、ずっとずっと心地よい。



 そうだった。 
3.11の時も、そんな時だからこそ、
お互いに声を掛け合い、優しさがうまれた。 


今も。 
きっと、優しさを感じ合う時。





自分は、どこに目を向けるか。


 今、自分に出来ることを出来る範囲で。 
 改めて、あるものに、優しさに、目を向けよう。

 ただ、ただ、当たり前のある毎日に、感謝。

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