昨日の姉との話のとき。

「ぬくぬくする」

という我が家の表現を思い出し、姉と笑いました。


私達が幼い頃。

冬は、実際の気温も、家の作りからも、今よりも体感温度はかなり低くてとっても寒い冬であったと記憶しています。


そうそう、軒下には当たり前に大きな氷柱が下がり、戸外の箱に配達された瓶牛乳がシャーベット状に凍り、暖房は掘り炬燵のみ、降雪量も多く、日陰の道に出来た轍は春まで消えず…ちょっと思い出してもブルっと寒気が…。

そうそう、東京出身の東京住まいだった叔父が真冬にこちらを訪ねて来て、洗濯物を外干しにしたためにカチッカチに凍った洗濯物に頭をぶつけて驚いていた…なんて事もありました…。


そんな冬なので、母がよくタートルネックのセーターを用意してくれたのです。

ところが、姉はこれが…首周りがチクチクする感じが嫌だったようで、

「ぬくぬくする!」

と、母に訴えて、着るのを嫌がりました。


後々アレルギー体質となる姉は、当時そんな肌の感覚があったのかもしれません。

他の服もよく、

「キツーい!」

と大声を上げ、朝の忙しい時間によく騒いでいました。

そして、ぬくぬく…。

上手くは説明出来ませんが、毛糸が下顎辺りに当たり、チクチクすると言いたかったのだと思います。


今となっては笑い話ですが、ぬくぬくするぅ💢と言いながら地団駄踏むのは、神経質だった幼い姉の感じたままの表現だったのでしょうね。


これは大人になってからも便利に使う、我が家の標準語となりました。

しかし、うっかり外で使うと、何それ?と言われてしまうので使用に際しては状況を見極めないといけませんが😅


その後、認知症となった母は、ぬくぬくするとかキツーい!と騒いだのは妹である私の記憶にしてしまい…余程、私に手こずった記憶があったのでしょうか…😅


そんな昔話を出来るのももう姉だけになり。

自分も歳をとったと感ずるのは、こんな時です…。