スイミングスクールいいわよ!
と誘ってきたのは、同じマンションに住む、長男と同い年の女の子のママでした。
当時、10歳程歳の離れたふたりのお姉ちゃんもいる、ベテランママの誘いでした。
とっても賢くいろいろご存知の方で、まだ生後間もない二男と、ヤンチャ盛りの3歳の長男を抱える私を、助けてもくださいました。
でも、結果的には、車のある私をうまく使っていた、ようでした…。
平日、足のない彼女、ここのショッピングモールへ行かない?などなど、よく誘ってきました。確かにまだ赤ちゃんの二男をみてくださったり、随分と助けてはいただいたのですが。
そのスパルタスイミングに誘ってきたのも彼女で、車を運転しない彼女はバスやタクシーで通っていたので、当然私は、一緒に乗っていきましょう、と声を掛け、それは毎週となりました。
問題はなかったのです、暫くは。
それは、クリスマスイブの事でした。
何か些細な行き違いがあり、気まずいながらもスイミングへ出発しました。
出発するとすぐに、彼女は、
「そこのセブンで止めて!」
と言いました。
かねてより、彼女がお菓子をたくさん用意してくることが、私は気になっていました。高校生のいる彼女の家は夕食の時間も遅く、それまでのつなぎにと夕方にたくさんお菓子を食べさせていたようでしたが、2人がまだ小さい我が家は夕食の時間は早く、スイミングの日は、帰宅するとすぐに2人は夕飯を済ませて、お風呂、歯磨きとダーっと急いで済ませて、あっという間に眠りにつく、というスケジュールでした。
だから、気を遣ってくれているのは分かりましたが、スイミングからの帰りの車中でお菓子をたくさん用意してくださるのには、正直、困惑していました。
それで、わざわざ用意するのであれば、オヤツはやめておきましょう、と話して、セブンを通過しました。すると、娘ちゃんが食べたいのよ!と、声を荒げました。
そして、帰り道。今度は、マンションの先にある、ケーキ屋さんへ行って、と彼女に言われたのですが、私も引かずに、帰って早くご飯にしましょう、とケーキ屋さんには寄らず、マンションへ帰りました。
彼女は、その店へは予約していたクリスマスケーキを受け取りに行きたかっただけだ、と怒りながら自宅へ帰っていきました。
私も心が狭いのでしょうが、それはないでしょう?最初からあてにしているとは…と、驚き、呆れました。
そして、彼女がスイミングに幼稚園にと息子を誘ってくれたのは、同じ年で仲良くしているからだけでなく、私をタクシー代わりに使えるからなんだ…と、やっと気づいたのでした…。
お付き合い、特に子供絡みのお付き合いは、慎重に、相手のペースに巻き込まれないようにしないと、そして、どんなに親しくなっても甘えてはいけないな、と思ったのでした。
…若きまろんの失敗の巻でした。
無理なく、無理せず、仲良くなれる間柄がいいですよね…
