移り変わる景色
色とりどりのネオン



あなたにあいにいく
そのドキドキを
高めていく




開くドア
あなたとすごせる時間
大切な瞬間が待つ

この駅





でも


待ちきれない思いと
心地よい鼓動を
抱えて降りることは
もうないね







いつもの沿線
あの駅過ぎるときだけ
ドア開く時間
長く感じる







たくさん時間が
流れた気がするのに



鮮明に思い出すよ




迎えに来てくれた
改札口


初めて手つないだ
ホームの静けさ




一人で降りるのは
まだちょっとだけ
痛いんだ
ただただ
広いだけのこの部屋





思い出す




紡ぐことば
交わる視線







この瞬間だけ
わたしに染まって
わたしに埋もれて







繋いだ手からしか
伝わらないよ

近くにいなきゃ
わからないよ



あのことばに
偽りないなら


もう一度…






もう
暖かいぬくもりは
思い出せない










今なら、言えるのに


迷わず、言えるのに









あいたい、、
今日も待つ

こないメール
鳴らない携帯



あなたは何みてるのかな
何考えてるのかな、




ずっと知ってた
瞳に映るの、わたしじゃないね




話してくれた
なにげないこと




全部
覚えてるよ






あなたが好きだと言ったから



初めて読んだ本
聞かないCD
見ない映画

そっと
本棚に並んだ











待てないほど
恋しいのに



伝えきれない
愛しいから








あなたがまぶたとじて




ねえ、


最後に
おやすみと


つぶやく人は、、、