最近はコロナ禍のおかげでアニメ作品の多くがYoutubeで全話見られる良い時代になりました。
なつかしいアニメも最近見てるんですが、なんというか。
現在10代以上の迷惑女ってこのへんのアニメや漫画で育ったのかなぁと思うことが多いです。
具体的な作品名あげるのもめんどくさいので避けますが。
女の子が戦うアニメ系にそういうの多し。
「大丈夫、気を失ってるだけみたい。」
「よかった。」
ちっとも良くねぇから!
それわりとオオゴトだからな!!w
と、このへんは冗談のジャブなんですが。
主人公は多少うざいことをしても許される。
失敗しても許される。
が、敵キャラはかなりの努力をしているし計画も立てて緻密に実行してるのに失敗して当たり前、稀に成功してしまったらかえってブーイングという謎の風潮があります、あれ嫌い。
なんで主人公と敵キャラがそんなに扱いが違うかっていうと行動理念の正しさですよね。
でもその正しさって敵キャラが間違ってると一概には言えないわけで。
あとは作者の「神の目」でしかありません。
なんなら作者が敵キャラを主人公にしたアナザーストーリーを描けばそこでは主人公と敵が逆転するわけですから(にしたって最初に主役張ったらそうそう憎まれ役にはならないですけどね)。
あとは少女漫画やレディコミの女友達ってのも実に都合が良い。
主人公がうざい行動をしようとなんだろうと一段地味でしっかり者の彼女は
「とりあえず迷惑だから。」
と非常にソフトな一喝で済ませた挙句
「で? 今度はどうした? またフラれちゃったか?w」
なんて優しく聞き出してくれます。
ヒロインがどんな悪事を働こうと涙を流せば許す、許さないと自分が悪役になってしまう、それが女友達(という名の従属奴隷)。
ヒロインの演技を引き出すための屏風に徹してる感がすげぇ……。
当たり前ですが現実世界は漫画でもアニメでもないわけですよ。
誰もが例外なく自分が主人公のストーリーを生きてるし、完全に悪役だから憎んでいい人なんて実はどこにもいません。
が、漫画でもアニメでもドラマでも(特に学園モノドラマのウザ女率は高い気がします、ほぼ見てないけど)主人公はちやほやされて注目されてかなりの言動を正当化されてしまう。
そういうパワーバランスに憧れた女性が何をするかというと、自分が主人公だと無意識で強く思い込む。
が、詳細な世界設定や脚本を考えたりはしません、自分や周囲に対して無自覚であることもヒロインの重要な条件だから。
シナリオも世界観もあやふやで他力本願なので作品だとしたら売れるはずがないんですが、それで案の定自分にとって納得できないことが出来(しゅったい)すると、周囲の人間を女友達・敵キャラに分類して強く思い込むことで対処しようとします。
これは彼女の意識ではなく無意識レベルに落としてやっていることなので指摘しても逆効果もしくは無意味です。
よって周囲の女性のことをどんなに無関係であっても都合のいい屏風役もしくはいくら憎んでもいい悪役としてしか見ることができません。
以降、歪んだ人生を余儀なくされます。
私は不快感であれ嫌悪であれ、反論される覚悟もなく言いっぱなしの人間は男女問わず嫌いです。
たとえば思春期特有の
「ああいうのってフケツだよねー」
も、本人に面と向かって言えばもっと違う答えが返ってくるかもしれない。
まあ思春期のそういうのはいいとして、せいぜい中学生ぐらいまでしか許されない弱さだと思うのですが。
良くないウワサを聞いたからといってその人のかげ口を聞こえるように言い、たまたまその人が受け流せないタイミングでかすかにでも傷ついた顔をすれば
「ね、ああいうヤツはちょっとはこらしめてやった方がいいんだよ!」
とか、なんというか根性が賊。
相手が反論できる状況でもないのに一方的に匿名にして言いたい放題って、恥だと思えそこに正義も大義もねぇわ、一生自分を主役だと思い込むなっ。
ヒロインの王道は鈍感さです。
「えっ、〇〇君って私のこと好きなの?」
なんて背景に「・・・」を背負いつつ言ったりするアレ。
しかし、それは作者というブレイン、神が全面的にヒロインに味方して全力のバックアップがあって初めて成り立つ荒業。
リアルでは誰も他人を主人公にした良いストーリーなど考えてはくれないんだから、自分で自分のシナリオ作り・配役ができないとどんどん不幸になっていきます。
たとえば女優かアイドル志望みたいな女性たちの中で容姿に自信がなかったらボーイッシュなキャラでもいいし(ただし大半は自称サバサバ女となり失敗ルート)、まったく異性にも人間関係にも頓着しないマイペース人間を貫いてもいいと思います。
目立とうとも思わずとりあえず人とは違うことをしていれば、それなりに人気は出るものです。
(勘違いしないで頂きたいのは、「人とは違うことを言っていれば」ではないということ。
人と違うことを言う・言おうとはするけど結局することは一緒、というのは痛いヤツでしかありません。)
その場で必ずしも正解でなくていい、自分にとってナチュラルに演じられる役どころとその場の人達のウケは狙わないけどニーズに外れてもいないキャラを探り当てる能力が求められるのです。
そういうタイプは役者力がキラキラしてるので、みんなが憧れるお姫様役ではなく悪役や端役を無造作に引き受けることも多々ありますが、たとえそれが樹木役であろうとその人が演じるとキラキラして面白そうな役に見えてきます。
「私は頑張ってお姫様役を手に入れたのに、あの子は樹木の役!?
勝った、圧勝!
でも考えてみればこっちは注目されるしセリフも動きも覚えること多いし、ああやって顔だけ出してても『ああいう役も平気で引き受けちゃうとこが面白いんだよな』って言われる方が断然お得な気がしてきた……。
ほとんど練習にも出なくていいからってひょっとしてこっそりデートとかしてたりして!
ズルい! ズルいよ、いいなぁー!!」
……と、役者力が劣る女子に思わせてしまうのです。
そういうコがひがんで樹木役を女友達もしくは敵キャラにしようとした場合、客観的にみて意地悪でイヤな態度でしかないのですが、当然大した理由もなくそんなことをしたその子自身が周囲の反感を買います。
そういう失敗はとりあえず自分を主人公だと強く思い込むことで挽回しようと思ってしまったら泥沼です。
ただ、世の中は誰一人例外なく自分が主人公で回ってますが、悪役など一人もいないってのはホントです。
どんなに痛い女であろうと迷惑女であろうと、思い込みでどれほど人を傷つけようとしんからの悪役にはなれない。
ウワサがどうあっても、そいつのせいで誰か自殺しても、です。
局地的には十分毒の強い悪役になれるんですが、その人の本質まで決定するものではない。
せめて悪役として活躍しようと暴走&開き直ると、そこでまた肩透かしを食らいます。
私はこの世界はドロドロを極めた昼ドラみたいな宇宙だと思ってます。
だから、本職でもなく必要もないのに妙な芝居っ気を出すとイヤな顔をされるのです。
そういうドラマでも役でもないのに演じる気を消しきれなかったら視聴者にとってはウザいだけですからね。
人の悪口を言うタイプって、ようは役者力が低いんです。
その人がお姫様役だったら当然文句を言って蹴落とそうとするし、万が一その人が樹木役に降格(?)しても結局楽しそうで自分より主役っぽい時点でどういう形の不幸に陥れようが満足できる日は永遠に来ません。
そんな後ろ向きな努力よりも、その人が輝けるステージ・脚本・配役を自ら作り出せばいいのに。
もちろん監督も兼ねているので、あまりに人をバカにした配役は通りません。
でも、自分プロデュースはそういう一切を自分で考え・実行しなければいけないところがまた面白いのです。
ラクな会話、たとえば
「ねーねー、今日の小テストって範囲どこだっけ?」
とか
「次の休みは何する予定?」
に対する答えに困ることはあまりありません。
が、これが
「この間一緒にいた男、誰なのさ。どうして2人であんな目立つとこ歩いてたの?」
と言われたのだとしたら、その場でなんと返すかでその人の個性も出せるし脚本の面白さも光ります。
幸・不幸で言ったら幸せな人生でも状況でもないけど、確実に「面白さ」はあるのです。
そこを面白がれる女優魂がないと、どんな恵まれた役にも落ち着けません。
人は生きる限り皆役者なのですから。
禅語で「主人公」は一般の意味とはちょっと違い、よりキラキラした自分の中にある理想的なもう1人の自分みたいな意味です。
(あんまりちゃんと分かってないので誤解があったらすみません)
これも調べると面白いと思うので、よろしかったらぜひ。



