予定通り、5営業日で納品されたHP Pro mini 400 G9でしたが初期不良により新品交換となり、事務手続き後、10日ほどで代替品が届きました(^^)。
早速、取り出してみると想像以上にスリムボディでビックリ。
Mac mini Late 2012と比較してもこのサイズなので置き場所に困ることはないかなと思います。
フロントパネルは樹脂製ですがボディ自体は金属製なので重量感はあります。
前面は左側からUSBポート(Type-C x1 & Type-A x2)、マイク/ヘッドホンジャック、電源ボタンを配置。
背面はDisplay Port x2、HDMI 2.1、USBポート(Type-A x2)、セキュリティロック、USBポート(Type-A x1)、RJ45、電源コネクタを配置。
裏面はVESA規格に適合したネジ穴があるので対応モニターに取り付けることができます。
ACアダプタは90W。大きさだけでなく電源ケーブルの太さと取り回しの悪さは良くなく、これは改善してほしい。
標準付属品はキーボード、マウス、スタンドです。
背面中央にあるネジを緩め、上部パネルを背面側にずらすだけで内部にアクセス可能です。
正面右側のファンを持ち上げてメモリスロットを確認するとSAMSUNG製メモリが取り付けてありました。
起動後、動作確認。Windows11の場合、メモリ4GBでは動作が緩慢になるかなと思いましたがブラウジングや動画鑑賞程度なら不満なく動いてくれます。
Crucial CT16G4SFRA32Aを購入済みですが高負荷作業でなければそれほど必要ないのかなと思います。
2-3hr程度稼働させたところ、今の季節は無音状態でファンが回る気配はありません。天板はほんのり温かい程度ですが室温が高くないことも理由にあるかと思います。
SSD増設作業は容易でした。背面ネジを緩めて上部カバーを外した後、ブラケットカバーを上にあげ、専用ネジを付けたSSDを押し込むだけです。なお、専用ネジはEliteDesk 800 G5 SFと同じものを使用しました。
作業完了後、ドライブが認識されているか確認すると何故かBitLockerが実行され、解除には回復キー入力を要求される状態。(´;д;`)
Microsoftアカウントでサインインした場合、自動的にデバイスの暗号化がオンになるためらしい。回復キーが不明だったこともあり、再フォーマット後にデバイスの暗号化をオフにしておきました。
基本的にビジネス向けデスクトップなのでデザイン的には無骨でMac miniが凌駕しているものの静音性と内部アクセスの良さは魅力です。
価格的にも10万円前後(4年間保証含む)と現行型Mac mini(3年間のApple Care+含む)とほぼ変わらないので選択肢に入れて良かったと思います。