2011.9.25~10.4
カナダ・ケベック・ベーサンポールでのアートフェスティバルに招待されてでかけた
色鉛筆画家渡辺美香子のカナダ紀行。
その6 <モントリオール着>
成田からシカゴまでは、映画を見たりしてなかなか寝られなかったのですが
シカゴからモントリオールの間の2時間ほどの間、
2列+1列のほんとに小さな飛行機だったのですが
そこでお茶のサービスがあったことすら気付かないほど爆睡。
おかげで時差ぼけに悩まされずに現地時間にすんなり馴染むことができました。
そして、モントリオール空港に降り立つ時の
緑の木々の間の家々のかわいらしいことったら!
デジタルカメラゆえ、写真が撮れないのが残念で残念で・・・
モントリオール空港には
春に来日されたアニーさんと
助手のジャンピエールさんご夫婦、
そしてコレットさんご夫婦がお迎えに来て下さってました。
私と近藤さんはコレットさん宅へ。
そして末包さんはジャンピエールさんのお宅で
それぞれホームステイ。
コレットさん宅は空港から車で小一時間、
車中、コレットさんは「うちはとても田舎なのよ~」と
申し訳そうにおっしゃってたのですが
すでに道中の風景にうっとり・・・
コレットさんのおうちは
サンソーバというリゾート地で
数年前にかなり大掛かりな日本ケベック交流展があった場所。
その町の中心地から
林の中をどんどん進むにつれ
これはすごいとこに来たなぁ~、とドキドキ。
私が今まで想像で描いていたような風景が
そこかしこにあって
そこに点在する家々もまた
ほんとにステキで・・・
先を急ぐ車中からは写真が満足に撮れず、
でしたが
たどり着いたコレットさんのおうちが
それはそれはかわいらしくて!
ヤギもいました。
鶏小屋とひつじ小屋。
鶏は食べる鶏と卵を産む鶏が分けて飼育されてました。
敷地内には、小屋がいくつもあって、
それぞれがとってもかわいいデザイン。
もと学校の先生だったというコレットさん
奥様がアーティスト。ここは3階のアトリエ。
絵の他にオブジェなども制作されていて
おうちのいたるところに
飾られています。
私が泊めてもらったお部屋。
そして私たちのために飼っている鶏をつぶしてくださっての
心づくしの夕食。
おうちの中がそのまま洋書に載ってもおかしくないくらい
すみずみにまで気持ちがこもっていて
実際にこういう生活ってあるんだなぁ、と
本当にうらやましく思いました。
(冬はマイナス30度にもなるらしいけど・・・)
そして、時間が本当にゆっくりやさしく流れていく感じ・・・
どちらもが片言の英語、そして私は俄仕立てにおぼえていったフランス語を
身振り手振りで
それはそれは楽しい夕食。
デザートまでほんとにおなかいただいて
カナダケベック一日目はこうして幸せに終わったのでした。
翌朝は、会場のベーサンポールへ向けて
早朝5時起床です!