こんにちは、田中です。

マーケティングの基本は顧客目線。

コピーライティングを駆使して
文章を書くときも同じです。

つまり、
「あなた」を主語にする。

ということです。

セールスレターは手紙、
ラブレターを書くようにとよく言われると思います。


ラブレターは好きなあの子、
1人の人に向けて、相手のことを思って書く。

もちろん、自分の想い、
相手のことがどれだけ好きか
ということを熱心に説くとは思いますが、

それでもこんなのばかりでは、
独りよがりなラブレターになる。


多くのセールスページは、
自分の主張、想いばかりなんです。

我が強いんですw


自分(自社)の商品は

◯◯な特徴がある
△△が優れている
この商品に□□な思い入れがある

だからこの商品をリリースしたいんだ!

そんな、
自己都合のアピールばっかり。


商品の長所や
サービスを受けるメリット、

お客さん、相手、あなたは
その商品、サービスを手にしてどうなるのか
という視点がまるで欠けている。



みんな究極のところ、 
あなたの商品が欲しいわけでも、
あなたのサービスを受けたいわけでもないんです。


女性が可愛いカバンを手に入れるのは、
その鞄を持つことによって、
自分がかわいく見える。

可愛く見えることによって、
同性から羨望の眼差しを受け、
自尊心が満たされる。

だから、カバンを買うわけです。


あなたのダイエットコンサルを
受けたいわけではない。

ラクして簡単ダイエットできると思うから、
そして先にある理想の未来(体型)を手
に入れたいから、
あなたのダイエットコンサルを受けるわけです。


商品・サービス購入者は
何を得ることができるのか?


あなたの商品・サービスを
手にすることによって
どんな感情になるのか?



これは、相手のこと、
商品、サービスを手に入れようと
思っている人のことを
思い浮かべないと出てきません。


最近クラウドファンディングの案件に
携わることも多いから、
特にこの相手目線のライティングが
非常に気になりました。


コピーライティングのド基本ですからね。


クラウドファンディングはどうしても
そのサービスの性質上、自分の想いが先行しがち。


自分には夢がある。
こんな世界を実現したい。

だからその応援よろしくお願いします的なw


ですが、なんで
あなたのやりたいことを
私が応援しなくちゃいけないの?

というところを詰めないと
単なる共感だけで、赤の他人が
お金を出してくれるほど甘くはありません。



渋谷に夜の図書室を! @道玄坂に本と人がつながる場所を作ります。
https://camp-fire.jp/projects/view/997

にしても、
こんな図書館あったらいいな~
という潜在ニーズを満たしたからこそ、

共感されて爆発的に
支援されたわけですからね。


ところで、
「ラブレター」ってもはや死語ですかw