春慈穏-ハルジオン- -3ページ目

春慈穏-ハルジオン-

なんでもありのほぼオールジャンルブログ
基本的にアニメに関心のない人やマンガを読んだことのない人にでも楽しんでいってもらえる自信はなし!!
けど、マンガ紹介とかしてるから見ていってね~

やっぴ☆

昨日、あらかじめ書き溜めておいた記事をスマホから登校しただけでPCの電源スラ入れていなかった者ですw

いやぁ

今日さ

原付の試験うけてきたん

幕張でね

無事に一発合格ですw

いやぁ

ま、でもね

そりゃ、ボク位の天才はよゆーで取れますけどねw

・・・なんて、訳がありません

2週間勉強しますた

マジでしますた

夜勤の休憩中・土日のバイト休憩中

全部勉強していました

マジ、つかれたw

だので

今から

うはうはですw

ではでは~
やっぴ☆

今週はちと趣向を凝らします

新聞奨学生として3月12日から始動が決まり

毎日新聞の奨学生なのですが

まぁー、ネットでちょちょいと見ていただいてみるとわかるのですが

酷い有様ですねw

なので、そうですね

各ブログ小説の一時的休載の日にちを

君は俺に憑き合っている 3月2日or3月9日(その時の忙しさ具合によって変わります)
私は恋に怯えている 2月26日
yuki-ユキ- 3月1日or3月8日(これも忙しさ具合により変わります)

ま、もしかしたら書きためる時間があれば書き溜めますよw

そしてポエムさんの方も更新がねぇw

あとブログも月に何回来れるかどうかw

まず、PC状況を確保できるか?

そんな基本的状況に居るので、どうなるかは今のボクにもまったくわかりません

まぁ、連載再開はするとしたら、君は俺に憑き合っている からでしょうねw

はぁ、パワハラ受けるのかなー

不安だ

ではでは~

「リマねぇちゃん!」
「あ、喜咲ちゃん。いらっしゃい」
「また例のごとく私の両親はアレなのでやってきちゃいました」
「そっか。やっぱり、時間が少し経つとどこの両親も一緒だね」
「リマねぇちゃんの両親も?」
「聞いた限りだとね」

 リマねぇちゃんの憑りつく涼真にぃと真清の家にやってきた。
 まぁ、避難って言った方が多分しっくりくるんだろうけどね。

「ま、どこも一緒だよ。だって親だからって特別な人間じゃないでしょ」
「そーうなんですけどねー」

 多分、リマねぇちゃんはそんな親の姿すら見れなかったはずだ。
 何故だかは私は知らないけど、リマねぇちゃんはこの家から動けないみたいだし。
 …あれ? 涼真にぃから半径何メートルとかだったっけ?
 なんか、最近忘れっぽいってか、覚えることができないんだよなー。

「だからさ、そこまで恨んじゃだめだよ。喜咲ちゃんは幽霊なんだし、恨んだ瞬間にどうなっちゃうか」
「…やめてくださいよ。めっちゃリアル」
「経験者だしね」
「へー。…へ!?」
「いやそれがねー。一回だけなんだけど、私の涼真につきまとう女の子がいたの。それでねー、涼真に聞いたら、アイツは男なんだーって言い分け始めちゃってさー。恨むって言うか怒りが現れちゃってね、涼真のえっちーDVDとか全部こわれちゃってさー」
「なんとも、まー。恐妻家というのか想いがただ強すぎるだけなのか」
「あはは。その後、勿論謝ったよ。そしてね、その後は……」
「それ以上はもう、言わなくていいですよ」
「えー、こっからが面白いのに」

 リマねぇちゃんは言いたくてうずうずしていて、もう女の私から見ても物凄く可愛い。
 でも、恨みだけじゃなくてもそっかー。じゃあ、ポルダ―ガイストだっけ? それも思いの表れなのかもね。
 てか、リマねぇちゃん。いつまで私の事を……。

「…わかりました。聞きます」
「うんうん! それでね、それでね。丁度、涼真のお母さんがやってきてね。そのDVDの破片を見て物凄く悪い笑みこぼして涼真はもうだらだらーって尋常じゃない汗を流し始めて、口の中から歯が物凄い速さで当たるカチカチって音も一緒に聞こえてきて。いやー、笑ったよ」
「え? お詫びに、リマねぇちゃんが体でー、とかの展開じゃないの!?」
「ないない。そんなことしたら涼真は私の事…ガチで祓いに来るから」
「……マジですか」
「うん。何回か天界が見えた気がするよ」

 リマねぇちゃんの何所か遠い目を見る感じはおそらくガチだろう。
 まさか涼真にぃ、にそんな一面があったなんて。
 ……私も一回やられてみたいかも?

「あれはね、癖になったらダメな感覚だね。私は何とか常習性はないけどさ」
「麻薬みたいですね」
「あ、もう本当にそれだよ。成仏麻薬ってやつかな?」
「災厄にもほどがありませんか、それ」

 リマねぇちゃんが若干興奮気味に話すほどだからよっぽどの快感をそれはもう味わえるんだろうな。
 ……マジで一回味わってみたいかも。

「それで? どうなんだ喜咲は」

 複雑な気持ちを抱えている私にお父さんは唐突に聞いてくる。
 そんな、お父さんの顔は私と似た感情なのだろうか? 笑っているようで笑っていないそんな笑顔を浮かべて私を見ている。

「う、うん? どうって」
「いや、ほら。…な?」
「そう言われてもー。幽霊になりましたーくらいかな?」
「だ、だよな! そうだよな」

 お父さんは何を話していいのかきっとわからないんだろう。
 でも、きっとお父さんの中ではもうわかっているはずだ。
 こんな時間は長く続かない。
 きっと、お母さんもわかっているはずだ。
 だから上手く言葉が出ないまま、無理やりにでも話をしようと、私との最後の時間を充実させようと頑張っている。
 死んだ子供の身で生意気だろうけど、私にはそう思ってしまってならない。

「もう、何わけわからないことを言ってるのよ。喜咲が困ってるでしょ」
「す、すまん」
「いいって、いいって。そんな…」

 そう言って私は言葉に詰まってしまう。
 その先はきっと今のこの状況では絶対に言っちゃいけない気がした。
 そんな事気にしなくていいって。いつも通りじゃん。
 ……いつも通りなわけがないんだ。
 気にしないなんてできる訳がないんだ。
 だって、私との時間は短すぎるほどに有限だと理解してしまっているから。

「喜咲どうかしたのか?」
「え? あ、ううん。別になんでもないよ」
「そうか。なら、そのいいんだが」

 お母さんとお父さんは私のことを心配そうに見てくれるが、それは間違っていると声を大にして言いたい。
 言えない訳だけど。
 
「あ、そうそう。今日ね、喜咲のためにねいろんな人がいっぱい来てくれたのよ」
「うん。知ってる」
「それでな。涼真君たちも来てくれてな」
「うん。知ってる」
「それでな、近所のババァがな、親戚のフリしてな」
「うん。…しってる。全部全部知ってる」

 それはきっと我慢の限界だった。
 自然と感情が高ぶって、激情に駆られ涙と共に私はお母さんとお父さんに言葉を包み隠さず伝えてしまう。

「だって私、ずっとそばに居たもん! 死んでから、幽霊になってから、生きていた頃以上にお父さんとお母さんを見続けて側にいたもん! それくらい、それぐらいっ!」

 私が激情に駆られ高ぶった気持ちを冷まそうと言葉を吐き出すと、お父さんとお母さんがさっきまでの慌てふためきようが嘘かの様にゆっくりと温かく私の事をぎゅっと抱きしめてくれる。

「そうよね。気持ちをわかってあげることはできないけど、娘の考えていることくらいはわかってあげられる」
「あぁ、お母さんの言うとおりだぞ。ほら、もっと正直者になってみろ。今の喜咲にはそれを全部受け取れる人が二人もついてるんだ」

 それから私は高ぶった気持ちを言葉にしようと吐き出そうとするけど、高ぶり過ぎたせいで大声で泣き出してしまった。
 それを、お母さんとお父さんはずっと何も言わずに抱きしめたままずっとずっといてくれた。
 死んでいるはずなのに温かさを感じて、感覚さえも感じられた。
 まるで、抱きしめているふりじゃなくて本当に抱きしめられているかのように。
 その温かさのおかげで私は最後まで泣くことができた。
 思い残すことなく。

「…いいところだけど悪いね。もう、時間」

 それが耳に入ってきたときは、嘘だと思いたかった。
 けど、神様のお告げ同然の言葉は無視なんてできない。
 それが現実だ。

「じゃあ、私もう」
「…えぇ」
「…あぁ」
「お父さんとお母さんには霊感がないから、きっともう私の事は見えないと思うけど」
「そばに居てくれるんでしょ」
「それに俺達の事を見てくれているんだよな」
「…うん!」

 その言葉が合図かの様に私の姿はお父さんとお母さんには見えなくなったらしい。
 強がった笑顔が途端に崩れ泣くお母さんとお父さんの事を見たから、それがわかった。

「どうだった? 感動できた?」
「そんな安い言葉じゃ表せないかな」
「そっか、そっか。じゃあ、私は家族の感動の再会を果たしたキーマンとしての大役を終えたから、もう帰るね」
「…あ、ちょっと待って」
「ん? まだ何か」

 私は自称神様になんてことを言おうとしているんdなろう。
 目の前に居る自称神様はわかっていないふりをしているけど、きっともうばればれな気がする。
 けど、ニヤニヤが止まらない。
 まさか最後の最後で見つかるなんて。

「私、叶えてほしいこと見つかった」

「ちょっ、本当にいきなりなんなの!?」

 私がヒステリックに叫ぼうがその自称神様は、ただ笑っているだけで下を指さしているだけだった。
 一体、下にどんなに面白いものがあるのか?
 そう思って私は下を向いてみる。
 すると……。

「き、喜咲」
「……きさ、喜咲」
「え? 見えてるの」

 お父さんとお母さんが私の事が見えるようになったらしく、驚愕のあまり言葉を失っていた。
 私もほとんど同じ状況なわけだけど。
 もしかしたりしなくなったりしても、これはあの自称神様の仕業としか考えられない。
 それくらいに今の私の思考回路は過疎っている。
 そんな状況下の私にお父さんが手を触れようと伸ばしてくるが、私からしたら当たり前の事だがすり抜ける。

「…触れない」
「じゃ、じゃあ」

 今のお父さんとお母さんはきっと私よりもパニくっているはずだ。
 だったら、ここは私が少しでも話を進めるしかない。
 それに、一緒に居たおじいちゃん二人とお婆ちゃん二人はご都合主義的にびっくりし過ぎて気を失っているっぽいし。

「うん。本物の九重喜咲だよ。今は幽霊だけど」
「きさっ、喜咲!」
「喜咲よ。私達の娘!」

 喜びのあまりお父さんとお母さんは私に抱き着こうとするが、現実が邪魔するかのようにすり抜けてしまう。
 抱きしめ合って喜びを分かち合いたいのに。
 それが当たり前だけどできない。

「そ、そうだよな」
「喜咲は今、その」
「幽霊だよ」
「でも、お父さんとお母さんは全く霊感とかないのに」
「そうよね」
「それはね、神様が見えるようにしてくれたんだ。自称だけどね」

 そんな自称神様は少し離れた場所で私を苦笑いしつつ見守ってくれている。

「神様が」
「そうか、そうか」
「あれ? 納得とかしちゃうの」
「そりゃそうだろ」
「是は神様から頂いた奇跡だと信じる方がまだ、現実味がある体験なのよ」
「そ、そうなのか」

 お父さんとお母さんは感極まってはいたが、涙は決してながさず常に笑いながら私と話してくれていた。
 きっと本当は凄く涙を流したいんだと思うけど、そのなんだろう。
 今ならわかるけど、子供を心配させない親の強さというか誇りと言うか。
 生きていた頃は絶対に理解できなかったことだろう。
 共働きでろくに夕飯も一緒に食べたことがなくてどこにも連れて行ってもらえなかったから、恨みばっかりだったし。

「それにしても、何を話していいのか」
「きっと奇跡もそんなには続かないだろうから、迷っちゃうのよ」
「今度はやけに冷静だね」

 つい、私は笑ってしまう。
 今の今まで感極まっていたお父さんとお母さんが、急に冷静に考えられるようになっていたから。
 でも、コレな気がする。
 私の知っている、私のお父さんお母さんは。
 きっと、演じてくれているんだろう。
 いつも通りのお父さんとお母さんでいようとし続けて、自分で自分を演じてくれているんだ。
 何故だか、ふとそんなことがわかってしまった。

「そうか? いつも通りだろ」

 そんなタイムリーすぎりお父さんの言葉に私は妙な安心感を持てた。

「いつも通り過ぎて、なんかショックかも」
「そんな」
「コラ、喜咲。困らせちゃ駄目でしょ」
「はーい」

 お父さんはわざとらしく困り、お母さんはわざとらしく私に注意をする。
 そして、私は素っ気なくわざと返事をする。

「ふふっ」
「はは」
「うふふ」

 ただそれだけな事なのに物凄く幸せで笑ってしまう。
 こんなことがもうちょっとだけ早くできていたらきっと後悔なんて余計な気持ちが混ざらずにいられたんだろう。
 今のこの光景は、お母さんとお父さんとなんでもないことで笑いあえる、これこそが私の生きていた頃に望んでいた理想の家族の形だから。
 死んでから叶ったそんな理想に、私は喜びと戸惑いを一緒になって味わう羽目になっていた。

 その紗夜の悪戯心満載の俺の今後の展開を決めつけるかのようなフラグにしか聞こえなくなってしまっている。
 いや、実際もうフラグ立ちっぱなしなんだろうが。

「はい! 圭人にぃのファーストアタック決定」
「ファーストアタックって」
「赤で左足!」
「あー、はいはい」

 指定された色は俺のポジションから比較的近い場所にあったから、紗夜と美夜の言うファーストアタックは比較的穏やかに終わった。

「それっじゃ、次は愛莉ねぇちゃんのファーストアタックだ!」
「何がでるかな? エロいことあるのっかな?」

 二人は様に高いテンションでルーレットを回す。
 あぁ、嫌な予感しかしねぇ。

「はい! 愛莉ねぇちゃんはねー」
「黄色で右手。さらになんかそれっぽいグラビアポーズ!」
「な、なんですかそれ!?」
「はやくー」
「時間ないんだからさー」
「え、そんな」

 紗夜と美夜のむちゃくちゃな注文に若干涙目になりながら如丹佗さんは答えるが、それがまたなんともそそったりしなかったりで……。
 なんてことを考えていれば、俺の考えをすべて見透かしたかのようなゆきの非情に痛い目線がこっちにくるから、さとりを開いて無の境地にでも行っていることにしよう。

「ほら、はやくー」
「…わ、わかりました」

 俺が無の境地に行きかけた瞬間、如丹佗さんは黄色の場所に右手を置き、それっぽいポーズをとった。
 わお、こいつは無の境地とはおさらばだな。
 そういえば、如丹佗さんは何とも言えない程よい凹凸がまた、そのゆきとは違った魅力で、その、あの。

「おぉ、ええの。なぁ、紗夜さんや」
「そうですなぁ、美夜さんや」
「…いいから、早く進めてくれ」

 俺の思考が完全にショートする前にこのツイスターを終わらさなければいけない気がしたから、紗夜と美夜に催促する。
 目の前に憧れのグラビアポーズをしているほぼ同世代の美少女が居たら、そりゃ、ねぇ?

「うー、わかったよー」
「それにしても、急にやる気出しちゃって。圭人にぃどしたの?」
「時間がないって言ったのはお前らだろ」
「あ、そうだった」
「さっすが、圭人にぃ。紗夜とついでに美夜が好きすぎるんだから」
「妹としてな」

 紗夜と美夜からの時間稼ぎとしか思えない、おふざけをさらっと受け流す。
 これを真に受けていたら、本当に進むタイミングを逃してしまう。

「ぷう。もういいですよー」
「圭人にぃのセカンドアタックはルーレットなんて回さずに決めてやる」
「それ、設定崩壊にもほどがないか?」
「うるさい、スケベ―」
「そうだー! むっつりスケベ―」
「…二人とも、覚えておけよ」
「はい、圭人にぃはね」
「緑色で左手。愛莉ねぇちゃんの近くね」

 ムリにもほどがある注文を紗夜と美夜から受ける。
 マジかよ。
 場所はまだしもじゃないけど、右手じゃないのが結構つらいぞ。
 しかも、如丹佗さんの近くって。

「お、いっしょ」
「…おー、圭人にぃスゲー」
「バランスがいいねー」
「いいから、早く進めろっ」

 俺の左腕は、それは物の見事にぷるぷると震えが止まらなくなってしまっていた。
 そのせいで、如丹佗さんの胸にぶつかるようでぶつからない焦らしを自分自身でつくると言う地獄を味わっている。
 そして当たり前だが、如丹佗さんの汚物を見るかのような冷たい目に完全に引いている青ざめたその顔。
 …俺の性じゃないからな。

「その気迫にやられた、ZE」
「それじゃ、愛莉ねぇちゃんのセカンヅアタック」
「ルーレット回転」

 わざととしか思えないほどに、強くルーレットを回す紗夜。
 それを隣で楽しそうに見る美夜。
 俺にはそんな二人の光景が、悪魔の祭典かのようにしか見えなくなってきている。

「はい! 愛莉ねぇちゃんのセカンドゥゥゥゥアタックは」
「青色で右足! 圭人にぃのめっちゃ近く!」
「…え」
「…は」

 紗夜と美夜はうきうきとその注文をする。
 なるほど。
 この二人は、やっぱり狙ってやっているよな。
 もしかしたらあみだくじにも何か仕掛けがあったのかもしれない。
 それを確かめようと田井中さんを見ると、手で顔を隠している。
 …なにされたんだ。紗夜と美夜に。

「ほら早くー」
「圭人にぃが襲いにかかってきちゃうよ」
「しないから」
「本当ですか?」

 紗夜と美夜はまだ冗談で言っていたとして、今の如丹佗さんのはガチだろう。

「しませんから」
「じゃ、じゃあ」

 そう言って、如丹佗さんは遠慮も無しに俺のめっちゃ近くに右足を置いてくる。
 わお、なんて甘美なスイーツな臭いなんだ。
 グレイトフルで興奮しちまいそうだ。

「あ、あのー」
「安心してくれ。なにもしないから」

 しないと言うよりも、下手な行動をしたらきっとゆきが俺の事を呪い殺しにかかってくるだろうから。
 ま、本当にしないんだけどね。

「それじゃ、圭人にぃのサードアタック」
「ルーレット回転!」
やっぴ☆

色々気分が晴れた次第でございます


外はあいにくのお天気ですがねw

さてはて

『紅色ボーダーライン』の歌詞を実感し始めた頃合いです

そしてつみ本の恐怖を日々実感して折る所存ですが

何分、原付の事が頭に入ってこずでしてw

大変イラついておりますw

やっと、テキストの模擬テストでは38点をとれるようになり

サイトの『ゲンチャレ』様の問題集では43点をとれるようになってきました

しかし、合格点の45点をいまだに一度も取ったことがなく恐怖恐怖の毎日ですw

勉強しているんですけどね

小説書いていたりする方が楽しいんですよねw

学校のテストはクッソ簡単だったのにーw

てか、思うんすよね

テストなんてやっても意味ないよね?

あんなの

なに? 二段階右折とか?

している人見たことないんだけど?

交通ルール破っている人しか見たことがないんだけどっ!w

・・・言い過ぎましたw

ではでは~
※本日はもう一つコレの前にお話を上げているのでよかったらお読みください。


 その名前はあの時初めて見て聞いた先輩の名前。

「まぁ、まだ一回しかあってないしね。覚えてないのも無理ないか」

 先輩は、私とは違い私の事を何故かよく知っていそうな、そんな感じがした。
 それは特に確信めいたことじゃないんだけど、目の前に居る自称神様と名乗った芳野紗愛と名乗った先輩を見ているとそう思ってしまう。

「ま、それでなに?」
「…何って?」
「いやいや、神様はいないんだよとか言っておいてそれはないと思うよ」
「は、はぁ」
「…ま、いいわ。それで願い事があったりしちゃうでしょ」
「……いや、特には」
「またまたー」

 なんともノリの軽い神様だ。
 自前だろうか、セカンドバック的な持ち方で木目調の時計を持っているのが凄く気になる。

「あー、まー」
「ほら、あった!」
「それは多分、私じゃなくて私の生きている家族じゃない?」
「そっか、そっか」
「神さまお願いって仏様の前で願ってる」
「それは何とも言えない状況だね」

 さすがの自称神様もそれには苦笑いしかないらしい。
 それにしても、見た目は完全にあの先輩なんだよな。怖いくらいに瓜二つ。
 名前も一緒だし、名字はあの時に聞けなかったけどさ。

「ねぇ、神様」
「お、急にどうしたの?」
「私さ、まだ混乱しているわけだけど」
「そうは見えないわよ」
「神様ってあの時私が見た、紗愛先輩であってる?」
「あってるし、あっていないわね」
「何それ」
「私は、日本の神をつかさどる日神(にっしん)芳野紗愛。そして、私と瓜二つの容姿に声帯を持った人間の子は観月紗愛(かんづき さえ)。だから、何とも言えないのよね」
「…日○?」
「…やっぱりそこに喰いつくのね」

 私の疑問はどうやら想定済みだったらしい。
 きっと何回も同じようなことがあったんだろうな。

「ま、それは別にいいわ」
「いいんだ」
「だから、私は芳野紗愛であって観月紗愛じゃないのよ。口調も容姿も声帯も何もかも一緒だけど、今目の前に居る私は神様で、貴女が過去に会ったことがあるのは、私」
「じゃあ、観月紗愛って人とは」
「会ったことあるわよ」
「え? でも、記憶が」
「あー、それはね私がいじったの」
「いじった?」
「神様だからね。なんでもできるのよ」
「…なんでも」

 その言葉は誘惑に満ちていた。
 しかし、一回の会話に対しての情報量がとてつもなく多すぎる。
 まず、私は二人の紗愛にあっている。
 けど、人間の方の紗愛に会った記憶は目の前に居る神様の紗愛にいじられて失くしてしまった。
 そしてなにより、芳野紗愛は神様ゆえに何でもできるらしい。

「どう? 心動かされるわよね」
「正直言って、動かされる」
「正直者は損することもあるけど、得するときはデカい徳を得られるからね。いいことよ」
「それはどうも」
「だからお礼に家族に会わせてあげましょう」
「…は?」

 その言葉は意外すぎた。

「今、丁度午前三時になるころだし。ほら、丑三つ時の奇跡みたいで素敵でしょう」
「…ま、はぁ。会わせてくれるのなら」

 私にとっての家族と会うと言うのは、姿かたちがお互いに見えて声が聞こえ話せる。そんなのを『会う』って言っているわけだけど。
 目の前に居る自称神様な奴にそんな芸当がはたしてできるのか、疑いしか持てない。

「じゃあ、時間もないことだし家族の前に立って」
「あ、はい」

 私は言われるがままに家族の前に立つ。
 勿論、家族は私の事が見えない訳だから反応の一つも帰ってこない。

「それじゃあ、いくわよ!」
「…え!? いきなり」

 自称神様がその言葉の後に私の反応を待たずに指を鳴らす。
 それが奇跡の始まりだった。
 バレンタインが今年もやってきた。
 毎年、リマに貰うくらいで特に貰ったことがない。
 それすらも羨ましい悩みだとよく友達にドヤされるわけだけど…。

「今年は、なー」

 バレンタインの前日の夜。
 喉が渇いてキッチンへ向かうと真清たちが何やら楽しそうに料理をしている様子が見えてしまった。
 しかも、甘い匂い付きで。
 そして聞こえてくる会話の内容。
 サプライズで俺にチョコをくれるらしい。

「なんで、あんの時なー」

 自分のベッドの枕に顔をうずくませ、俺はとにかく悩んでいた。
 知ってしまったサプライズをどんな反応で受けたらいいのか?
 それが俺の人生史上の上位に値するくらいの悩みになってしまっていた。
 一体これから受けるだろう、四人からのサプライズにどう対応すればいいのか。
 もしかしたら、四人まとめてじゃなくて個別で来るかもしれない。
 そうしたらそれはもう、ただの地獄だ。

「うあー」

 ベッドの上を一人ごろんごろんと転がり悩み続ける俺の姿は、まるで恋する乙女の様だろう。
 見えなくても何となくわかる。
 どうしよう。
 せめて、四人まとめて渡してきてほしい。
 結構贅沢なこと言っている気がしなくもないけど。
 てか、そもそも聞き間違いなんじゃね? 
 そうだよな? うん、そうだよ。
 そうだ! 聞き間違いだ!

「ちげーよ!」

 枕に頭を連続で打ち付け、舞い上がったほこりでくしゃみをするみっともない高校三年の俺。
 今のは、恥ずかしいよな。
 …そろそろ、現実をみるか。
 もし仮にだ。勘違いとしておこう。
 それだったら、まだいい。
 チョコがもらえないだけだ。
 ……それもそれで悲しいけどさ。
 んで、一番可能性が高いサプライズでチョコをもらえる。
 これが頭一つ抜けて高すぎる。
 さて、どうしたものか。

「…リョウマ」

 聞きなれたその声に反応する様に俺は部屋の天井を見る。
 すると、そこにはとんでもなく可愛い笑顔でリマが居た。

「お、おう。なんだ?」
「えへへ。今日は何の日だ?」
「第一回箱根駅伝開催日」
「え? そうなの!?」
「インターネッツに書いてあったぞ」
「なんて、無駄な知識を……」

 リマが本来の目的を忘れて呆気にとられている。

「おい、リマ?」
「え? あー、ごめん。あまりにも無駄過ぎたから」
「酷いな、おい」

 いつものようにバカな話でリマと笑える自分が物凄く不思議だった。
 さっきまでのあの考えは一体何のためにあったのか。
 今の俺からしたらあの考えていた時間が、物凄く馬鹿らしい。

「それで、どうしたんだよ? 急に」
「…え!? あー、そのね。コレ」
「お、おう。ありがと」

 リマは毎年と変わらない渡し方でチョコをくれた。
 …え? サプライズは!?

「じゃ、じゃあね」
「じゃあねって。同じに家に住んでるし」

 正確には、住んでいるなんて言わないんだろうけど。

「なんか、あれ? 俺の勘違い?」
「あ、涼真にぃ」

 リマが部屋から出て行ったと思ったら、今度は喜咲ちゃんがやってくる。
 喜咲ちゃんはあからさまに後ろにチョコを隠し持ってきている。

「そのコレ。別にそのぎ、義理ですから! お礼ですから! 勘違いしてください!」
「してくださいっ!?」
「え? …あ、しないでください!」
「あ、あぁ。はいよ」

 喜咲ちゃんから渡された、結構甘酢っぽい感じのチョコの渡し方に思わず胸が高鳴るが、そのチョコの箱には何故か『呪い殺す』とポップに書いてある。
 …いったいこれはどっちなのかな?
 て、照れ隠しかな?

「じゃあ私はもう行きますね」
「お、おーう」

 チョコを俺に渡してそうそうに部屋を出ていく喜咲ちゃん。
 …もしかして本当にサプライズとか聞き間違いなのか?

「やぁ、涼真にぃちゃん!」
「うおっ!? どこから入ってきてるの」
「いやー、インパクト欲しいかなって」
「いやいや、いらんからね。別に」

 袴影ちゃんがベッドしたから現れて、思わず驚いてしまう。
 まさか、ベッド下に居たってことは全部聞かれてた?
 いや、まさかねー。

「それにしても、涼真にぃちゃんって、案外純情なのな」
「ヤメロッ!!」
「ははは! 私にかかればこんなもんだよ」
「寺の娘ヤバすぎだろ」
「はい、それでチョコレート」
「お、ありがとう」

 今までの流れをぶった斬るように袴影ちゃんが、チョコをふいに渡してくれた。

「私のは、喜咲と違って本命だからな!」
「そ、そうか」

 チョコを受け取ると、袴影ちゃんは何故かもうダッシュで何も言わず俺の部屋を出て行った。
 …忍者かな?

「でも、サプライズはなかったな」

 やっぱり聞き間違いだったのか。
 そう思っていた時、廊下に真清が歩いてるのが見えた。
 そういえば、真清からはまだもらってないな。
 こうなったら、もう俺からあえて言ってみるのもありだな。

「おーい、真清」
「…なに?」
「ほれほれ、お兄ちゃんに渡すものがあるんじゃないかな?」
「引導?」
「なんで、妹からそんなものを受け取んなきゃいけないんだよ」
「だってそれ以外なくない?」
「いや、あるだろ!? ほら、今日はさー」

 真清から、引導を渡されかけ焦るものの軌道修正を全快でかける。
 誰が、バレンタインに妹から引導なんて欲しがるかよ。

「え? あー、バレンタイン」
「そうそう!」
「…で?」
「…え? ちょ、チョコは?」
「なんで、私が兄ちゃんに渡さなきゃならないの?」
「……」
「じゃ」

 真清は冷たく言い放つと自分の部屋に入っていく。
 ……マジかよ。
 昨日、真清もチョコつくっとったやん。

「えー」

 今年のバレンタインは最後の最後でやるせなさに完全に持っていかれてしまった。
 マジかよー。
 …はぁー。