『西アフリカの内陸国ブルキナファソの保健当局は1日、栄養不良の子どもたちへの援助として日本から贈られた粉ミルクから、有害物質メラミンが検出されたと発表した。』とAFPが報じている 。
メラミン検出に当たり色々な可能性が考えられる。厳しい見方をすると管理体制の甘さを指摘せざるを得ない。粉ミルクの品質管理はどのような方法で行われていたのだろうか?どこの原料を使用し、誰が生産し、誰が運び、誰が受け取ったか。この一連の生産・流通過程において品質管理システムが構築できていたか、また機能していたかが問われる。
いくつかの食の問題を経験して、日本の関係当局においてもトレーサビリティシステムの重要性が認識され始め、ICタグを利用したシステム構築への胎動は感じる。普及に向けてのハードルは高そうだが、国策としての優先順位を上げて山積する課題をクリアしていっていただきたい。品質管理システムと抱き合わせの完全運用を期待したい。
その場しのぎの空腹を満たすための物資を贈るのではなく、将来にわたり健全な体力の回復が見込めるような安全な物資を贈るプレゼンターであってほしい。プレゼント品の安全性を確かめるのは、贈られた側ではなく贈る側であってほしい。
かみさんへのプレゼントは、比較的安全とされる’円’であることが多い。二人が共有する認識の中では絶対的な信頼性があり、私の発想のなささえも補填してくれる。
