日本の採卵は部分麻酔だったので意識がバリバリありました。

アメリカの採卵は麻酔で寝ている間に終わりました。

それが一番大きな違いだと思います。

 

他の方のブログなど見ても

日本は起きていてアメリカは寝るという記事が多いので

多分共通事項なんだと思います。

 

寝ている間に終わるの、恐怖心もないし本当に楽です。

終わった後運転できないので同伴者が必要ですが、

旦那さんでなくても良いのでそんなに不便ではないですよね。

 

 

それでは当日の流れを綴っていきます。

私の採卵は8:30amからで

1時間前の7:30amに受付を済ませました。

 

まず必要書類にサイン。

次に超音波で排卵していないかどうかチェックしていただきました。

 

日本での苦い経験がどうしても忘れられず

ポータルサイトのメッセージのやりとりでその不安を相談していました。

こちらの病院はポータルサイトがあって、

予約や薬の計画、処方箋、質問等のメッセージ、

すべてそこで移植コーディネーターや先生とやり取りできます。

通院の時にあれ聞き忘れたーとか、疑問点があるけど次の通院まで聞けない。。。ということがないので

とっても便利です。

 

そして私の不安を理解してくれて、

「それなら移植当日、手術の直前に超音波でチェックするね!」

と当日の超音波をしてくれることになったのでした。

 

当日の体調としては、

日本では前日夜等に排卵したような痛みを感じ

見事に排卵済みだったのですが

今回はお腹の張りはあるものの

まだ排卵していない感触ではありました。

 

超音波で見てみたところ、

無事にプリっと育った卵胞がみえて一安心!

この瞬間がめちゃくちゃ嬉しかったです。

 

そのあとはサージェリールームに移動し、手術着に着替えます。

熱と血圧、酸素濃度を測りながら

ナースから既往歴やアレルギーの確認、麻酔のリスクを説明され

書類にサイン。

生理食塩水の点滴がはじまりました。

あれよあれよという間に手術室へ。

 

日本で覚醒状態で受けた採卵を思い出し

緊張マックス!

長いぶっとい針が置いてあるのを見て

さらに緊張!!

でもまあナースの皆さんが本当に明るくて

つたない英語しかしゃべれない私と

仲良く談笑して緊張を和らげてくれます。

手術台に座り足を固定され

すべての準備が完了するとドクターがやってきました。

 

「おはよう!今日はあなたは何をいまからやるのか教えてくれる?」

「採卵です!」

(子宮鏡検査や採卵、胚移植等の時には必ず間違えがないよう口頭で確認されます)

 

「オーケー、じゃ始めていきましょうね」

ということで、ナースから今から薬入れますよーの合図があったと思ったら

次の瞬間はリカバリールームで

「おはよう、終わったわよ」とナースから声をかけられていました。

 

なんてノンストレスな採卵!

 

起きたのは手術開始の2時間後くらいだったと思います。

多少ふらふらしていますが特に問題なく、

ナースに体調を確認してもらいすぐに着替えまして

そのまま帰宅となりました。

ただし自分では歩かせてもらえず車いすで車まで運ばれました。

 

採卵結果は翌日、受精結果と共にポータルにメッセージが届きます。

当日は何も知らされず、帰宅してゆっくり休むという流れでした。

 

麻酔のおかげで直後は痛みもなく余裕がありましたが、

午後になって少しお腹の張りと痛みを感じました。

2日後にはゴルフに行けるくらい順調に回復しました。

 

ただ、私はその日、採卵ともう一つしてもらうことがあったのです。

それは子宮内膜ポリープの切除

子宮鏡検査の時に見つかったポリープを採卵の時に同時に切除してもらう予定でした。

 

しかしこれが問題で、

治療開始から初めての移植まで10ヶ月かかってしまうことになります。

 

次回はその詳細を書きたいと思います。