ふたあいの会 | 美容師最新情報ブログ by imedia

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「imedia編集部の仕事日記」からタイトルが変わりました。

10/30(金)、衣紋道高倉流たかくら会東京道場(会頭:荘司礼子氏)主催で
「ふたあいの会」が開催されました。

この会は、参加者はさまざまな装束(貴族の衣装)を
眺めたり着てみたりできるほか、
平安時代の遊びを体験することができる催しです。
また、衣紋道高倉流宗会頭・仙石宗久先生による
特別講話が行われました。

そもそも、衣紋道とは装束の着付けの方法のこと。
西洋文化が日本に入ってきた明治初期にはやや軽視されましたが、
明治15年以降に再びその重要性が見直され、
現代まで続く日本の伝統文化です。

衣紋道には二流ありますが、高倉流はそのうちの一つ。
現在では、宮中の衣紋には主に高倉流が採用されています。

当日は、仙石先生の説明とともにいくつかの装束が披露されました。

狩衣(かりぎぬ)


元々は狩りをするときのための動きやすい装束でしたが、
後におしゃれ着・普段着に。
色や柄が身分によって制約されず、自由に選ぶことができました。


束帯(そくたい)


こちらは狩衣とは対照的に、
色柄が身分によって変わるため
ひと目で身分がわかる装束です。

大君姿(おおきみすがた)/直衣布袴(のうしほうこ)


直衣(のうし)と呼ばれる普段着に、
裾の長い下襲(したがさね)をつけた改まった装束。
下襲は身分によって色や長さが異なります。




編集部T
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