2日目の様子をレポートします

冒頭、今年スタートする新アワード「BEAUTY INNOVATOR AWARD」の発表が行われました。
フォトコン形式で、日本、台湾、韓国、中国、香港、タイ、
マレーシア、シンガポールの8カ国で同時にスタートし、
各国ファイナリスト1名を決定後、来年のビューティーコングレスで表彰を行う予定。
4月より告知、10月~エントリー開始を予定のようです

ご興味のある方はぜひ、エントリーしてみてはいかがでしょうか


2日目は、資生堂美容学園校長マサ大竹さんの
「資生堂の教育ミームに基づく人材育成」セミナーからスタートです

優秀な人材確保と育成こそ、サロンの繁栄につながると考える資生堂には、
資生堂美容技術専門学校、SABFAの2つのアカデミーがあります。
これまでの経験を踏まえ、指導者としての立場での取り組みなどを紹介。
マサ大竹さんが指導で最も難しいと考えるのは、デザイン力を育てることだと。
「できるだけ若いうちから、本物、一流に触れ、多くの感動体験をすることが大事。
技術と感性は車輪のように、技術は感性を輝かせ、感性は技術を輝かせる。
美しいものには必ず感動があり、感動する素直な心を持つことで、感性が磨かれる。」
と、人材育成のヒントとなる貴重なお話を聞くことができました!
続いて、リゾートビジネスのカリスマ・株式会社星野リゾート代表取締役 星野佳路さんが講演。
「勝ち続ける組織への模索」をテーマに、
これまで行ってきたマネージメント戦略の5つのキーワードは……
1 ビジョンと価値観の共有
経営者・星野さんが考えた将来像「リゾート運営の達人になる」を、社員全員に伝える。
この将来像はに社員に夢を与えるものでなければけない。
2 コンセプトへの共感
その将来像が社員に共感されるような具体的な行動を起こす。
“コンセプト委員会”をつくり、市場調査、競合調査、既存顧客調査を行い、
企業の強みを伸ばすサービスを考える。
3 情報とプロセスの公開
経営情報と意思決定プロセスによって、職種役職に関係なく議論できる組織文化を。
言いたいことを言いたい人に直接言えるコミュニケーションスタイルを
目指したフラットな組織を育てる。
4 醍醐味満喫
仕事の醍醐味をどのように共有するのかも重要な問題。
例えば、顧客に誉められることにより会社と自分との一体感が出て仕事の楽しみを見いだす。
顧客満足度の高い意見を追求することで、スタッフのモチベーションを上げる。
5 キャリアコントロール
社員に少しでも長く働いてもらうための仕組みづくりを行う。
辞職理由を調査し、ライフステージ、キャリアアップ似合わせた社内体制を整える。
業界は違えど、美容業界のサロン経営にも必ずつながるお話でした

そして、BEAUTY CONGRESSの最後には
資生堂プロフェッショナル方針発表がありました。

来店客数減、客単価減、美容学校生減、スタッフ雇用環境、高い離職率など
近年サロンが多くの課題を抱える中、資生堂のネットワーク力を駆使して
サポートにより一層、力を入れていく。
2013年事業方針として
「タイムレスビューティーサロンづくり」
「シンボリックサロンづくり」
「ヘッドスパ比30%サロンづくり」
の“3つの宣言”が発表されました。
今注目されるマチュア世代に対する体感会実施の後方支援をはじめ、
資生堂が持つノウハウでサロン経営を支援すること、
市場性、生産性向上のための“ヘッドスパ文化”を創造することなど
具体的な説明が行われました。

2日間に渡るイベントはこれで全日程終了です

編集部★NY

=================================================
Facebook(https://www.facebook.com/imedia.net)
twitter(@imedia_net)でも情報発信しています。
いいね、フォローをお待ちしております♪
=================================================