6%しか普及していないマイナ保険証にするために、紙の保険証を廃止するという政府。
河野氏によれば、病院の受付の方が『保険証を持っていますか?』という声かけが悪く、『マイナ保険証を持っていますか?』という問いかけにしてほしいとのこと。
なんだかため息が出てしまいました。
マイナ保険証が普及しないのは病院側の声かけが悪いからではありません。
そもそもシステムが脆弱でいつもトラブっているし、運転免許証を含めて個人情報を一元化するのに抵抗があるし、情報漏洩などがあっても河野氏が責任を持てないというならば、デメリットしかないので、普及していかないのです。
病院の受付の方の声かけを徹底するというのも、ただでさえ忙しいのに、『マイナ保険証でないと悪いのか!』と怒鳴られる姿も想像できて、お気の毒としか言いようがありません。
国民は紙の保険証に親しみを持ち、それが使いやすく、好きだからマイナ保険証にしないのです。
そんな民意を汲まずに、強制などするから、政治不信が起こっています。
カードには約款というものがあり、そこでマイナ保険証にするとその約款に従わなければなりません。
これだけ不信感しかない政府の出すカードの約款に従う気にもなれません。
この紙の保険証の問題は選挙の争点にもなっていて、私は支持政党はありませんが、立憲民主党の枝野氏が政権交代になった暁にはマイナ保険証は廃止するとおっしゃっていました。支持政党に聞いてみて、自民党に票を入れなければもしかしたら、紙の保険証は残せるかもしれません。
まだマイナ保険証に対するパブコメは募集しています。恥ずかしながら私は毎日、紙の保険証を残してくださいと書いています。
マイナ保険証を持っていないと順番が後回しにされたりと、嫌がらせのようなことも起きていると聞きます。
ですが、この慣れ親しんだ紙の保険証は手放す気にはなりません。これからも意見を書いていこうと思います。
【拡散希望】
— 保団連(全国保険医団体連合会) (@hodanren) June 6, 2024
厚労省が「保険証の規定を削除する」ことについて国民の意見を募集しています。
保険証を残して!の声をぜひお送りください!https://t.co/sBOJ4AZfNa#マイナ保険証 #マイナンバーカード pic.twitter.com/PQRgmndlAW