こんばんは
の続きです。
走って逃げた後
どれ位経ったか忘れましたが、
警察から電話が掛かって来ました。
貴女の両親が
娘が失踪したと
警察署に来たよ
と言われました。
私は全て自分の意思で
事件性は無いと伝えました。
が、
警察は
それでも
貴女の安否を
確認する必要があるから
警察署に来て。
親に会いたくなかったら
会わんでいい、
それは約束する
と言ってくれたので
渋々警察に行きました。
警察のおっちゃん曰く、
私の父は
私の頭がおかしくなって
失踪したと言ったようです。
でも警察のおじさんも
プロなので、
父が言ったことが
何か腑に落ちなかったようで、
父の言ってることを
信じていませんでした。
警察のおっちゃんが
私に向かって、
あんたの人生や
自由に生きたら良い
と言ってくれました
警察のおっちゃんに
そんな事言われると
思ってなかったので
びっくりしたし、
嬉しかったです。
この時
私は
勿論
住むとこもなく
住所不定のホームレスでした。
バーで働いて
夜はそのバーの机の上で
寝て、
風呂は
近所の漫画喫茶で
30分だけ滞在して
シャワーをしていました。
化粧は
最寄りの
薬局でフルメイクしていました。
だから、
見た目は
普通ですが、
本当に何も持ってなかったです。
そんなホームレス生活を
1年ほど続けました。
続く